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スウェーデンのサイレンスから、オリジナル同様2枚組でのリシュー。サムラ・ママス・マンナはスウェーデンのウプサラ出身のグループで、ラーシュ・ホルメルやハッセ・ブリュニウソンが中心となって69年に結成されている。改名後のツァムラ・ママス・マンナや後身のフォン・ツァムラ等も含め、RIO系とも絡んだ北欧プログレのビッグ・ネームの1つ。本作は、78年にスウェーデンのサイレンスからリリースされた通算フォース・アルバムで、本作からSをZに変えてツァムラ・ママス・マンナとなった。メンバーは、前作からのホルメル、ブリュニウソン、ラーシュ・クランツの3人に、新たにエイノ・ハーパラを加えた4人編成、アンデシュ・リンドとバンドの共同プロデュース。前3作までのザッパ的変態感の集大成的な「ポピュラー音楽の神秘(ディスク1)」と、76年～77年にかけてのインプロ・ライヴ音源をコンパイルした「ビギナー老人の為に(ディスク2)」の2枚組。ユーモラスで聴きやすく、重厚で万華鏡のような上質のストレンジ・ヘヴィ・プログレと、アレアの「イヴェント76」を彷彿させる圧巻のインプロ・パフォーマンスという、それぞれ彼等の違った面を堪能出来る。実験色の強いディスク2は、従来のファンの中でもキツいと感じる人もいるかも知れないが、RIO系の線としては演奏性の高い上等な演奏で、その筋のリスナーなら十二分に楽しめる。全体に、独特の可愛らしさと濃密さが、高い次元で見事なマッチングを見せていて、ともかくもカッコいい唯一無比のサウンドという印象。従来のファンの楽しみは、おそらくディスク1で十分に担保されていて、わりと文句なしの好盤と思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Strange,Psyche / Jewel-case 2CD(2003) / Silence/Sewden)
Lasse Hollmer(kbd,vo)
Eino Haapala(g,vib,vo)
Lasse Krantz(b,g,tp,vo)
Hasse Bruniusson(ds,per,vo)
Producerd by Anders Lind & Zamla Mammaz Manna
収録曲目
(Disc1 "The Mystery Of Popular Music/Schlagerns Mystik"):
1.At Ragunda
2.Seasonsong
3.Proffesion Is The Amateur's Glue
4.Buttonless
5.Not Margareta
6.Little Karin
7.Asphaltsong
8.Joosan Lost
9.The Fate
(Disc2 "For Older Beginner/For Aldre Nybegynnare"):
1.Watchmaker 1
2.Watchmaker 2
3.The Funktrap
4.Short Inheritance
5.The Modern
6.Temporal You Are
7.Harness In Memoriam
8.To The Oval Meter
9.Do You Think Like Me?
