EUのポリドールから、18年新規リマスター&見開きデジスリーヴでのリシュー。限定プレス盤で、音質はクリアで迫力もあってよい。テリエ・リピダルはオスロ出身のギタリスト兼管楽器奏者で、62年から15歳でプロ活動を開始、ヴァンガーズ、ザ・ドリーム、ミン・ブル、エソテリック・サークル等を経て、現在もECM系を代表する存在としてよく知られるビッグ・ネーム。本作は、68年にノルウェーのポリドールからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、クレジット・メンバーは、リピダル、ヤン・ガルバレク、クリスティアン・ライム、テリエ・ヴェナース、ヨン・クリステンセン、トム・カールセン、C.M.ノイマン、クヌート・リースネス、カイル・ハウゲン、ディトレフ・エヒョフ等々。概ね、ジャズとジャズ・ロックの狭間をいく、ブルース基調の独特のサウンドを展開していて、 ユーロ・ジャズ的情感と実験色、ロック的昂揚感が、非常に面白いマッチングで同居している印象。ギター、オルガン&ピアノ、ベース、ドラムのリズム・セクションと、曲によって10人を超えるブラス隊のバランスや、基本的なリズム・パターンはジャズ調だが、リピダルのギターが常にハミ出し感十分で、太いオルガンが絶妙な1曲目やギターが大炸裂する4曲目辺りの、ほとんどロック様相の盛り上がりは圧巻。1曲目のボーカルのハマりもエグ味があり、爪弾き調のアコギにハミングとフルートが乗っかる6曲目も素敵で、全体に正しくサイケで濃密な好盤と思う。カッコよし!。
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輸入盤/限定プレス/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz,Jazz Rock,Psyche / Digi-Sleeve CD(2018 Re-master) / Polydor/EU)
Terje Rypdal(g,fl,vo)
Christian Reim(org,p)
Terje Venaas(b)
Jon Christensen(ds)
Tom Karlsen(ds)
Jan Garbarek(sax,fl,bells)
C. M. Neumann(sax,fl)
Hans Knudsen(sax)
Knut Riisnæs(sax)
Frode Thingnæs(tb,tuba)
Kjell Haugen(tb)
Tore Nilsen(tb)
Oivind Westby(tb)
Ditlef Echoff(tp)
Jarl Johansen(tp)
Kare Furuholmen(tp)
Froydis Ree Hauge(horn)
Odd Ulleberg(horn)
Produced by Terje Rypdal
収録曲目
1.Dead Man's Tale
2.Wes
3.Winter Serenade
a) Falling Snow
b) Snow Storm
c) Melting Snow
4.Bleak House
5.Sonority
6.A Feeling Of Harmony