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スウェーデンのアン・アラタクシア・プロダクションから、デジパックでのリリース。イシルドゥルス・バーネ(IB)はスウェーデンのハルムスタッド出身のグループで、マッツ・ニルソンが中心となって76年に結成された。シンフォニック・ジャズ・ロック調の初期から、クラシカル・チェンバー・ロック調を経て、エレクトロニクス・チェンバー調へとサウンド変遷を見せながら現在に至る。ピーター・ハミルは、ロンドン出身のシンガー＆シンガー・ソング・ライター(SSW)で、何よりヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(VDGG)のリーダーとして知られていると思う。ソロとVDGGで現在も現役で活動を続ける孤高の巨人。本作は、21年にリリースされたIBとハミルの連名名義セカンド・アルバムで、メンバーは、ハミル、マッツ・ヨハンソン、カトリーネ・アムスラー、サムエル・ヘルクヴィスト、リーズベス・ランブレヒト、ルカ・カラブレーゼ、アクセル・クローネ、クラス・アッサルソン、シェル・セヴェリンソン、ヤン・セヴェリンソンの19年前作「イン・アマゾニア」と同じ10人を軸に、曲によってパット・マステロット(ex.キング・クリムゾン)、アダム・サス、ヨハンネス・パーション等々が適時参加。前作の『電子室内交響楽アンサンブル』調を担保しつつ、ザッパ色とVDGG感が交叉する楽曲＆アレンジ、意外とバンド感十分の演奏が一体となってヘヴィに炸裂。特に、マリンバ、ヴィブラフォン、管楽器、ロック的リズム隊、ハミルのダンディなボーカル辺りは素直にカッコよく、非常に濃密で面白い大好盤と思う。素晴らしい！。EUプレス盤
輸入盤
(Progressive/Psyche,Electronics,Chamber / Digi-Pack CD(2021) / An Ataraxia Pro./Sweden,EU)
Peter Hammill(vo,g)
Mats Johansson(syn,cvnt,p,mltrn,oberheim-xpander,kbd,noise,effects)
Samuel Hallkvist(g)
Katrine Amsler(syn,solina,programming,sound-design)
Klas Assarsson(mrba,vib,xyl,glocken,tam-tam,t-bells,per)
Jan Severinsson(live sound)
Liesbeth Lambrecht(vln,vla)
Axel Crone(b,d-b,g,p,cvnt,syn,clnt,sax)
Kjell Severinsson(ds,per)
Xerxes Andren(ds,per)
Pat Mastelotto(ds,per)
Pieter Lenaerts(cello,d-b)
Luca Calabrese(tp)
Adam Sass(tp,fl-hrn)
John Anderberg(choir)
Johannes Persson(g)
Produced by Mats Johansson
収録曲目
"In Disequilibrium":
1.Part 1
2.Part 2
3.Part 3
"Gently (Step By Step)":
4.Part 1
5.Part 2
6.Part 3
7.Part 4
