スウェーデンのアン・アラタクシア・プロダクションから、デジパックでのリリース。国内のベル・アンティーク/マーキーが輸入盤にオビ・解説を付けた国内流通盤。イシルドゥルス・バーネ(IB)はスウェーデンのハルムスタッド出身のグループで、マッツ・ニルソンが中心となって76年に結成された。シンフォニック・ジャズ・ロック調の初期から、クラシカル・チェンバー・ロック調を経て、エレクトロニクス・チェンバー調へとサウンド変遷を見せながら現在に至る。ピーター・ハミルは、ロンドン出身のシンガー&シンガー・ソング・ライター(SSW)で、何よりヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(VDGG)のリーダーとして知られていると思う。ソロとVDGGで現在も現役で活動を続ける孤高の巨人。本作は、19年にリリースされたIBとハミルの連名名義アルバムで、IBとしては17年のスティーヴ・ホガース(ex.マリリオン)、18年のパット・マステロット(ex.キング・クリムゾン)に続くゲスト・シリーズの第3弾。メンバーは、ハミル、マッツ・ヨハンソン、カトリーネ・アムスラー、サムエル・ヘルクヴィスト、リーズベス・ランブレヒト、ルカ・カラブレーゼ、アクセル・クローネ、シェル・セヴェリンソン、クラス・アッサルソン、ヤン・セヴェリンソンの10人を軸に、曲によってカリン・ナカガワ、メッテ・イェードル等々が適時参加。エレクトロニクス、マリンバ、ヴィブラフォン、各種パーカスを絡めた空間に、適度にクラシカルな弦・管楽器、ピアノ&メロトロン、ロック的リズム隊、ハミルのダンディなボーカルが飛び交う、非常に重厚な『電子室内交響楽アンサンブル』を展開。ともかくもダークかつ濃密でカッコよく、ダーク・チェンバー系&ハミル愛好家は要チェックの好盤と思う。カッコよし!。
只今在庫切れとなってしまいました。ご予約オーダー・お問い合わせ等は、問い合わせフォームからお受けいたします。入荷見込み・時期など現在の状況を改めてお知らせいたします。
マーキー盤
(Progressive/Psyche,Electronics,Chamber / Digi-Pack CD(2019) / Belle Antique,Ataraxia/Japan,Sweden)
Peter Hammill(vo)
Mats Johansson(syn,kbd,mltrn,treatment)
Katrine Amsler(kbd,electronics)
Samuel Hallkvist(g)
Liesbeth Lambrecht(vln,vla)
Luca Calabrese(tp)
Axel Crone(b,clnt,sax,g,kbd,per)
Kjell Severinsson(ds,per)
Klas Assarsson(mrba,vib,per)
Jan Severinsson(live sound)
Karin Nakagawa(koto,voice)
Zhazira Ukeyeva(vln)
Mette Gerdle(vln)
Xerxes Andren(ds,per)
John Anderberg(vo)
Produced by Mats Johansson
収録曲目
1.Before You Know It/ビフォア・ユー・ノー・イット
2.Under The Current/アンダー・ザ・カレント
3.Aguirre/アギーレ
4.This Is Where?/ディス・イズ・ホエア?
5.The Day Is Done/ザ・デイ・イズ・ダン
6.This Bird Has Flown/ディス・バード・ハズ・フロウン