UKのエソテリックから、12年新規24ビット・リマスターでのリシュー。音質はクリアで迫力もあってよい。エイクは、デンマークのコペンハーゲン出身のグループで、オルガン・トリオのハーロウズというビート・バンドに、ギタリストが加わる形で68年に結成されている。本作は、71年にデンマークのフィリップスからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、前作と同じフィン・オラフソン、ペーテル・メリン、トルステン・オラフソン、グレン・フィッシャーの4人編成、プロデュースもジョニー・ライマー。基本的には、前作の延長線上にあるクラシカルなサイケ・プログレ路線で、マシュー・フィッシャー的オルガン、ゲイリー・ブルッカー的ボーカル、ロビン・トロワー的ギター、クラシカル・ポップな曲調、湿ったくぐもり感、ブルージーなヘヴィネスと、全体から受ける感じはかなりプロコル・ハルム調に収束されている印象。さらに、部分的にはヴァニラ・ファッジ的アート・ロック感とイタリアン・ロック的ハードネスも加味されていて、クラシカルなエレガントさとブルージーなロック色が交叉する。演奏はわりと素直にカッコよく、重厚かつ濃密でハルム・タイプとしては出来のよいサウンドで、英語ボーカルということもあってか全体にブリティッシュ感が強い。ハルム&ブリティッシュ・ロック愛好家は勿論、プログレ愛好家は広く親しめるだろう好盤と思う。カッコよし!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Psyche,Classic,Blues / Jewel-case CD(2012 24bit Re-master) / Esoteric/UK)
Finn Olafsson(g,vo)
Peter Mellin(org,p)
Torsten Olafsson(b,vo)
Glenn Fischer(ds,per)
Producerd by Johnny Reimar
収録曲目
1.Equatorial Rainfall
2..Sweet Jolly Joyce
3.The Invasion:
a.Fanfaronade
b.Invasion
c.Monologue
d.Break-Down
4.Shadow Of A Gipsy
5.Green Man
6.Acheron
7.We Can Work It Out/Working