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USAのダイアモンド・ロックス・シリーズ／プロッグAORレコードから、3面開きデジパックでのリシュー。ジョセフスはテキサス州ヒューストン出身のグループで、元ユナイテッド・ガスのメンバー達が中心となって69年に結成されている。70年までに2枚のアルバムを制作して解散するが、70年代後半にピート・ベイリーとデイヴ・ミッチェルを中心に再編、以後断続的に活動を継続している。本作は、13年にUSAシャルームエンジェルからCDとLPでリリースされた、78～12年における未発表スタジオ＆ライヴ音源集「ノット・デッド・イエット」の再発盤だが、1曲(おそらく10曲目)が差し替えられ、さらに3曲(11～13曲目)が新たに追加収録されている。限定300枚プレス。メンバーは、78年スタジオ音源(1～4曲目)がベイリー、ミッチェル、レイ・ターナー、ジェリー・オンティベロスの4人編成、04年ライヴ(5曲目)はオンティベロスがリーザ・ハリントン・スクワイアーズ(ex.レズ・ツェッペリン)に交代した4人、12年ライヴ(5曲目)はターナーがマーク・ウェザーズに交代した4人編成。概ね、ブルースを基調としたサイケ・ハード方面変わらずだが、78年スタジオ音源のタイトで引き締まったハードネスは非常に見事で、サイケなギラギラ感と疾走するヘヴィネスが交叉。初期の曲も適度に交えた02,12年のライヴ音源は、全体が場末のB級サイケ感に収束する感じだが、それなりにパワフルで生々しいバンド感十分で、ロジャー・チャップマン的チリメン調ボーカルも味わい深くて悪くない。ともかくも、78年音源群は素直にカッコよく、ハード＆サイケ系愛好家ならまずもって楽しめるのではと思う。
輸入盤／300枚限定プレス
(Psyche Hard/Blues,Heavy Psyche / Digi-Pack CD(2021) / Dyamond Roxx Series/USA)
Pete Bailey(vo,hmca)
Dave Mitchell(g)
Ray Turner(b)
Jerry Ontiberoz(ds)
Mark Weathers(b)
Lessa Harrington-Squyres(ds)
Producerd by Unknown
収録曲目
Studio Program(spring 1978 at Magic Rat Studios Houston TX):
01.Five'll Get Me Ten
02.Gamblin
03.Rock X
04.Wheels
Live Program:
"2004 Danelectro's Houston TX":
05.Slave Of Fear
"October 2012 Danelectro's Houston TX":
06.Situation
07.Crazy Man
08.Hard Luck
09.I Need A Woman
10.Country Boys
11.Dead Man
12.On Account Of You
13.Snakebite
