UK/EUのエソテリック・レコーディングスから、4面開きデジパック&3CDでのリシュー。T.2.は、元フライズ、プリーズで、一時ガンにも在籍していたピーター・ダントンと、元ブルドッグ・ブリードのキース・クロスとベルナルド・ジンクスが、70年に新たにロンドンで結成したグループで、本作は70年にUKデッカからリリースされた唯一のアルバム「イットル・オール・ワーク・アウト・イン・ブームランド(CD1)」、後年になって発掘リリースされた70年未発表セカンド「T.2.(CD2)」、71~72年未発表サード「1971ー72」の3枚をカップリングした3枚組で、21年新規24ビット・リマスター盤。メンバーは、ファーストとセカンドがダントン、クロス、ジンクスのトリオ編成、サードはダントン、アンドリュー・ボウン(ex.ザ・ハード,ジュダス・ジャンプ,etc)、ジョン・ワイアーのトリオ編成を基本に、曲によってアンドリュー・キーリング、ジンクス、ウィル・キレーンが適時参加、ファーストのプロデュースはピーター・ジョンソン。セカンドは97年エセックス盤、サードは12年ACME盤と同内容。概ね3枚とも、ブルースを基調としながら、独特の泣きとくぐもり感のあるメロディアスな楽曲を、アコースティック・ギターやピアノ、メロトロン等々を鏤めたアレンジとハード・ロック・マナーの演奏で展開する、非常にブリティッシュ然としたサウンド。アート・ロック&プログレ色が担保されたファースト、よりタイトでヘヴィなセカンド、ハードとプログレのゴタ混ぜ感がダークなアンバー感に収束するサード、どれもそれぞれ味わい深い好盤と思う。
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輸入盤
(Psyche Hard/Blues,Progressive / Digi-Pack 3CD(2021 24bit Re-master) / Esoteric Recordings/UK,EU)
Peter Dunton(vo,ds,ac-g,mltrn,kbd)all
Keith Cross(g,kbd,vo)1,2
Bernard Jinks(b,vo)1,2,3
Andrew Bown(el-g)3
John Weir(b)3
Andrew Keeling(fl)3
Will Killeen(el-g)3
Producerd by Peter Johnson(1)
収録曲目
(CD1 "It'll All Work Out In Boomland (1970/1st)"):
1.In Circles
2.J.L.T.
3.No More White Horses
4.Morning
(CD2 "T.2. (1970/Unreleased 2nd)"):
1.Highway
2.Careful Sam
3.Timothy Monday
4.CD
5.The Minstrel
6.Fantasy
7.T2
(CD3 "1971-72 (1971-72/Unreleased 3rd)"):
1.And Time
2.Looking Back
3.Questions & Answers
4.Seventy-Two
5.The Clown
6.The Gambler
7.Closing Your Eyes
8.Into The Red
9.PDQ