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フランスのカム・シュガーから、アウトテイクや別ミックス等10曲の未発表音源をボーナスで加えての、23年新規リマスター＆リミックス、3面開きデジパックでのリシュー。アラン・ゴラゲールはパリ近郊のロニー・スー・ボワ出身のピアニスト兼コンポーザー兼アレンジャーで、何よりセルジュ・ゲンズブールやボリス・ヴィアンのブレーンとして知られているかも知れない。ジャズ・ピアニストや数多の映画＆TV音楽の作曲家としても活動した、フレンチ・ミュージックのビッグ・ネーム。本作は、73年にフランスのパテ・マルコーニからリリースされた、ルネ・ラルー監督のSFアニメーション映画「野生の惑星(邦題はファンタスティック・プラネット)」のサウンドトラック盤で、12ページのブックレット入。おそらく本CD盤は、23年2月にゴラゲールが他界したこととリリース50周年を重ねた、『ゴラゲールに捧げる拡大盤』ということらしい。作曲＆指揮でゴラゲールのクレジットがある以外は、参加ミュージシャン等の具体名は不明。概ね、「モア」から「雲の影」辺りまでのピンク・フロイド的ナチュラル・アシッド色と情感を放つ、サイケ・プログレ調サウンドを展開していて、物憂げなSF的空気感と郷愁感が独特のくぐもり感に収束。その意味では、同じフランスのピュルサー(パルサー)にも近似していて、ワウ・ギター、メロトロン、ハープシコード、フルート、女性スキャット・ボーカル等を軸に、重たいリズムが粘っこくボトムを支えるアンサンブルと、湿った質感のメロディアスな楽曲の同居は見事。ローラン・トポールが脚本と美術を担当した、巨人エイリアンと人類を描く映画も秀逸で、フレンチ・プログレ系のけっこうな好盤と思う。ドイツ・プレス盤
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輸入盤
(Progressive/Psyche,Symphonic / Digi-Pack CD(2023 Re-master&Remix) / Cam Sugar/France,EU)
Personnel Unknown
Composed & Conducted by Alain Goraguer
収録曲目
01.Deshominisation (I)
02.Deshominisation (II)
03.Generique (Debut)
04.Le Bracelet
05.Terr Et Tiwa
06.Maquillage De Tiwa
07.Course De Terr
08.Terr Et Medor
09.Terr Et Tiwa Dorment
10.Terr Est Assomme
11.Abite
12.Conseil Des Draags
13.Les Hommes / La Grande Coexistence
14.La Femme
15.Mira Et Terr
16.Mort Du Draag
17.L'Oiseau
18.La Cite Des Hommes Libres
19.Attaque Des Robots
20.La Longue Marche
21.Les Fusees / Valse Des Statues
22.Generique (Fin)
23.Strip-tease
24.Meditation Des Enfants
25.La Vieille Meurt
bonus track(previously unreleased):
26.L'appel De La Liberte
27.Meditation Alternative
28.Le Destin De Terr
29.Flore Et Faune
30.Sauvage Planete
31.Casques
32.Deshominisation (II) (alternate take)
33.Generique (Fin) (alternate mix)
34.Terr Et Medor (alternate mix)
35.Deshominisation (I) (alternate mix)
