チェコのスープラフォンから、71年のアルバム未収シングル両面2曲と72年のシングル・ヴァージョン1曲の計3曲をボーナスで加えての、12年新規リマスター&3面開きデジパックでのリシュー。スリップ・ケース付きで、ここではそのスリップ・ケースを載せた。フラメンゴは、66年頃にプラハで結成されたガレージ・サイケ系のグループで、60年代後半に旧チェコ・スロヴァキア国内でシングル・ヒットを飛ばしていた人気バンドだったが、71年に元ブルー・エフェクトのヴラディミール・ミシークが加入、音楽性がプログレ/アート・ロック方向にシフトした。本作は、72年に旧チェコのスープラフォンからリリースされた唯一のアルバムで、メンバーは、ミシーク、パヴェル・フォジュト、ヤン・クビーク、イヴァン・フント、グマ・クルハーネク、ヤロスラフ・シェディヴィーの6人編成、プロデュースはヒネク・ジャルチーク。ブルージー&ヘヴィなギター&オルガン、くぐもり感のあるサックス&フルートによるリフとフレーズに、ミシークのクッキリしたシャウト・ボーカルが絡む、非常に濃密なヘヴィ・サイケ・プログレを展開。太い音でドライヴするベース、重くてキレのよいドラムも含め、ともかくも演奏はバンド感十分で素直にカッコいい。全体に楽曲とアレンジはヴァンダー・グラーフ・ジェネレーター的で、部分によってはジェスロ・タルぽかったりもするが、あくまでタイプとしてという意味でオリジナリティは十分。日本では全く知名度はないかも知れないが、かなりの大好盤と思う。カッコよし!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Psyche,Blues / Digi-Pack CD(2012 Re-master) / Supraphon/Czech)
Vladimir Misik(vo,g,per)
Pavel Fort(g,vo)
Jan Kubik(sax,fl,clnt)
Ivan Khunt(kbd,vo)
Guma Kulhanek(b,vo)
Jaroslav Sedivy(ds,per)
Producerd by Hynek Zalcik
収録曲目
01.Kure V Hodinkach
02.Ram Pristich Obrazu
03.Jenom Laska Vi Kam
04.Ja A Dym
05.Chvile Chvil
06.Par Stoleti
07.Doky, Vlaky, Hlad A Boty
08.Stale Dal
09.Kure V Hodinkach
bonus track(single):
10.Kazdou Chvili (1971 single)
11.Tyden V Elektrickem Meste (1971 single)
12.Kure V Hodinkach (1972 single version)