UKのゴンゾ・マルチ・メディアからのリシュー。本作は、70年1月のドイツのビート・クラブTV映像2曲と、70年11月のベルギーTV映像5曲をコンパイルした、初期ルネッサンスの映像集である。
ビート・クラブはオリジナル・ルネッサンスによるスタジオ・ライヴ演奏で、メンバーはキース・レルフ、ジェーン・レルフ、ジョン・ホークン、ルイス・セナモ、ジム・マッカーティの5人編成。ファンの間ではよく知られた映像だが、オフィシャルでフル・タイム・ヴァージョンのリリースは初めてかも知れない。ホークンのあのピアノの音はそのままだし、セナモは抜群のドライヴ感で、ジェーンはうっかり奇麗だし、演奏も2曲とも文句なしにカッコいい。
ベルギーTVは、ジェーン脱退後アニー・ハズラム加入以前の幻の空白期で、メンバーはマイケル・ダンフォード、ジョン・タウト、ニール・コーナー、テリー・クロウ、クリス・スレイドに、アメリカ人女性ボーカリストのヴィンキー・カラムを加えた6人編成。アニーの90年のニューヨーク・ライヴのブートレグに何故かボーナス収録されていたので、偶然そっちで知っている人もいるかと思うが、インタビュー、イメージ・ショットも交えた30分のライヴ演奏で、「ミスター・パイン」や「フェイス・オブ・イエスタデイ」等も含む演奏はけっこうカッコよかったりする。時期としてもかなりレアな映像で画像もよいし、ファンならかなり楽しめるだろう要チェックのDVDである。NTSC/R0で、普通にDVDプレイヤーで観れる。42分。
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輸入盤
(Progressive/Symphonic,Classic / DVD(2013 NTSC/R0) / Gonzo/UK)
"Beat Club, German TV January 1970":
Keith Relf(vo,g)
Jane Relf(vo)
John Hawken(kbd)
Louis Cennamo(b)
Jim McCarty(ds,vo)
"Belgium TV November 1970":
Michael Dunford(g)
John Tout(kbd)
Vinkey Calum(vo)
Terry Crowe(vo)
Neil Corner(b)
Terry(Chris) Slade(ds)
Produced by Unknown
収録曲目
"Beat Club, German TV January 1970":
1.Island
2.Kings & Queens
"Belgium TV November 1970":
3.Kings & Queens
4.Golden Thread
5.Mr. Pine
6.Face Of Yesterday
7.Widdicombe Fair