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ドイツのストア・フォー・ミュージックから、DVDサイズのデジパックでのリシュー。ジュディー・ツークはヨークシャー出身の女性ボーカリストで、75年にトニー・ヴィスコンティに見い出され、ギタリストのマイク・パックスマンとの連名ユニットでシングル・デビューした。本作は、85年の「キャット・イズ・アウト・ツアー」から、タイトル通りロンドンのフェアフィールド・ホールで行われたコンサートを収録したライヴ映像。メンバーは、ジュディー、パックスマン、ポール・マドルトン、ボブ・ノーブル、マイク・シモンズ、ジョン・エドワーズ、マシュー・レットリーの7人編成で、フィルム映像監督はデヴィッド・ローズ、プロデュースはフィリップ・グッドハンド・テイト。当時すでに、「シュート・ザ・ムーン」等のヒットでそれなりに知名度のあった時期で、そのヒット曲も交えた分厚い演奏を堪能出来る。基本的には普通のポップスなのだが、ジュディーのちょっと鼻にかかった倍音の多い美しい声と、時折見せるお転婆感のあるシャウトのマッチングが妙にそそられる感じで、イギリスとポーランドのハーフというルックスも申し分ない。典型的な80年代のバックのサウンドは、今となってはギターやキーボードの音色に少し古めかしさも感じられるが、プログレ的哀愁と情感が隠し味的に織り込まれた楽曲や、ロック的なバンド感のあるノリのよい演奏は素直にカッコよく、プログレの耳に心地好い女性ボーカル・ポップロックの好ライヴ映像と思う。NTSC/R0で、普通にDVDプレイヤーで観れる。90分。
輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Pops / Long Digi-Pack DVD(2013 NTSC/R0) / Store For Music/German)
Judie Tzuke(vo)
Mike Paxman(g,vo)
Paul Muddleton(g,vo)
Bob Noble(kbd,vo)
Mike Simmonds(kbd,vo)
John Edwards(b)
Matthew Letley(ds)
Directed by David G.Rose
Produced by Phillip Goodhand-Tait
収録曲目
01.This Side Of Heaven
02.How Sweet It Is
03.City Of Swimming Pools
04.Shoot From The Heart
05.You Are The Phoenix
06.How Do I Feel
07.For You
08.Harbour Lights
09.Walk Don't Walk
10.Nighthawks
11.Who Do You Really Love
12.Come Hell Or Waters High
13.Face To Face
14.All They Can Do Is Talk
15.Black Furs
16.Heaven Can Wait
17.I'll Be The One
18.Stay With Me Till Dawn
bonus feature:
01.Previously Unseen Photo Gallery
