UK/EUのオーディオ・ヴァルツから、21年リマスター&3面開きデジスリーヴ&2CDでのリリース。イギリス農業の父と言われる、手押し耕耘機の発明者の名を冠するジェスロ・タルは、63年にエジンバラ出身のイアン・アンダーソンがロンドンに出て来て、ジョン・エヴァン、ジェフリー・ハモンド、バリモア・バーロウと結成した、ザ・ブラディスを母体としている。ジョン・エヴァン・スマッシュを経て67年に一旦解散するが、数カ月後にアンダーソンを中心に再編、グループ名をジェスロ・タルとした。本作は、70年8月16日シカゴのアラゴン・ボールルーム(ディスク1)と、70年2月21日フランクフルトのヤールフンデルトハレ(ディスク2)の、2つのライヴ音源を収録した2枚組発掘盤で、シカゴはFMラジオ放送用音源。メンバーは、2月がアンダーソン、マーティン・バレ、グレン・コーニック(ex.ワイルド・ターキー,パリス,etc)、クライヴ・バンカー(ex.スティーヴ・ヒレッジ・バンド,ソルスティス,etc)の4人、8月はエヴェンが加わった5人編成。サード発売時の8月は、そのサードの曲を中心に、「日曜日の印象」や「マイ・ゴッド」等もやっていて、エヴェンのハマりも上々。セカンドの曲中心の2月は、ハードかつラウド感十分で非常にカッコよく、バンド感炸裂の盛り上がりっぱなしの演奏は圧巻。どちらも音質・バランス共に問題なく、ともかくも文句なしだが、特に2月は数多ある発掘ライヴの中でも屈指の好音源と思う。素晴らしい!。
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輸入盤
(Progressive/Blues,Psyche,Jazz Rock / Digi-Sleeve 2CD(2021 Re-master) / Audio Vaults/UK,EU)
Ian Anderson(vo,fl,ac-g)
Martin Barre(el-g)
Glen Cornick(b)
Clive Bunker(ds)
John Evan(p,org)
Producerd by Unknown
収録曲目
(Disc1/Aragon Ballroom, Chicago 16th Aug 1970):
1.Intro
2.My Sunday Feeling
3.My God
4.To Cry You A Song
5.With You There To Help Me
6.Sossity, You're A Woman - Reasons For Waiting
7.Nothing Is Easy
8.Dharma For One
9.We Used To Know - For A Thousand Mothers
(Disc2/Jarhunderthalle, Frankfurt 21st Feb 1970):
1.Nothing Is Easy
2.Bourée - Living In The Past
3.A New Day Yesterday
4.Play In Time
5.Dharma For One
6.We Used To Know
7.Guitar Solo - For A Thousand Mothers