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ALLAN'S LEGACY/Tribute To Allan Holdsworth: The Nineteen Men Of Tain(トリビュート~) (2022) (アランズ・レガシー/UK,USA,etc)

UKのクアドラ・レコーディング・スタジオから、デジパックでのリリース。国内のマーキー/ベル・アンティークが、輸入盤にオビ・解説を付けた国内流通盤。アラン・ホールズワースはウェスト・ヨークシャー出身のギタリストで、69年にイギンボトムでデビュー後、ニュークリアス、テンペスト、ソフト・マシーン、トニー・ウィリアムス・ライフタイム、ピエール・ムーランズ・ゴング、U.K.、ブルーフォード等々を渡り歩いたビッグ・ネーム。アランズ・レガシーは、元カルナタカのエンリコ・ピナが中心となったアラン・ホールズワース・トリビュート・プロジェクトで、マイク・スターン、ジョン・エサーリッジ、ジョエル・テイラー等々、ホールズワースと共演経験があったり、影響を自認する主にジャズ畑のミュージシャン達が参加した。本作は、21年(マーキー盤は22年)にリリースされた只今のところファースト・アルバムで、メンバーは、全曲参加のピナを軸に、前述のスターン、エサーリッジ、テイラーや、ルイ・パーマー、ジミー・パラグロシの元カルナタカ組、元パット・メセニー・グループ、SBBのポール・ワーティコの他、アレックス・ロフォコ、アントワーヌ・ファファール、ジェイソン・リベッロ等々が曲によって適時参加。概ね、ほぼホールズワースにクリソツなピナ、自分なりの個性が滲み出るスターンやエサーリッジなど、カヴァー・スタイルにも各々グラデーションがあって面白く、リズム隊も安定して上等。予想を裏切るようなハミ出し感はないが、ホールズワース・トリビュートとしては非常に真っ当かつエレガントで、ホールズワースやこの線の愛好家はまずもって楽しめるのではと思う。

マーキー盤
(Progressive/Fusion,Crossover,Jazz / Digi-Pack CD(2021) / Quadra Recording Studio,Marquee/UK,Japan)

ALLAN'S LEGACY/Tribute To Allan Holdsworth: The Nineteen Men Of Tain(トリビュート~) (2022) (アランズ・レガシー/UK,USA,etc)

価格:

3,300円 (税込)

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ALLAN'S LEGACY/Tribute To Allan Holdsworth: The Nineteen Men Of Tain(トリビュート~) (2022) (アランズ・レガシー/UK,USA,etc)

Enrico Pinna(g,ac-g,kbd,syn)
Mike Stern(g)
John Etheridge(g)
John Wheatcroft(g)
Jason Rebello(p)
Steve Lodder(el-p)
Luca dell'Anna(kbd)
Luca Lamari(kbd)
Alex Lofoco(b)
Antoine Fafard(b)
Loui Palmer(ds)
Ollie Usiskin(ds)
Paul Wertico(ds,per)
Joel Taylor(ds)
Jimmy Pallagrosi(ds)
Sebastiaan Cornelissen(ds)
Enzo Zirilli(ds)
Bob Franceschini(sax)
Roberto Tiranti(vo)

Produced at www.quadrarecordingstudio.com


収録曲目
01.Wardenclyffe Tower/ウォーデンクリフ・タワー
02.Looking Glass/ルッキング・グラス
03.Devil Takes The Hindmost/デヴィル・テイクス・ザ・ハインドモスト
04.Three Sheets To The Wind/風に舞うシーツ
05.Red Alert/レッド・アラート
06.Letters Of Marque/レターズ・オブ・マークス
07.Water On The Brain/ウォーター・オン・ザ・ブレイン
08.Fred/フレッド
09.City Nights/シティ・ナイツ
10.Above & Below - Material Unreal/アバヴ・アンド・ビロウ - マテリアル・アンリアル
11.Protocosmos/プロトコスモス
12.Non-Brewed Condiment/ノン・ブルヴド・コンディメント
13.Endomorph/エンドモーフ

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