UKのダスク・ファイアー・レコードから、14年新規リマスター&デジパックでのリシュー。1000枚限定プレス盤で、多分初CD化。ニュー・ジャズ・オーケストラは、64年末にニール・アードレイが中心となって結成されたビッグ・コンボ編成のジャズ・バンドで、この後グラハム・ボンド・オーバニゼーションやコロシアム、グリ-ンスレイド、ニュークリアスやパラフェルナリア等々、ジャズとロックのハイブリット・シーンで多くの派生グループの母体となった、ブリティッシュ・ジャズのビッグ・ネーム。本作は、69年にUKヴァーヴ・レコードからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、ジャック・ブルース、ジョン・ハイズマン、フランク・リコッティのリズム・セクション3人、ディック・ヘクトール・スミス、バーバラ・トンプソン、イアン・カー、デイヴ・ゲリー、ヘンリー・ロウサー、マイク・ギブス、デレク・ワッズワース等のブラス・セクション13人、アードレイは監督、プロデュースはトニー・リーヴス。例えば、この後のアードレイの諸作に通じる、エレガントな夕暮れ感のメロディスなジャズ・オーケストラ・サウンドを展開していて、コロシアムの「ヴァレンタイン組曲」やギブスの「ウォーターフォール・オーケストラ」辺りにも、エッセンスはそのまま引き継がれている印象。ブルースとハイズマンのリズム隊はカッコいいが、あくまでもジャズの範疇で、アルバム・タイトルと同じエドゥアール・マネの「草上の昼食」を模した、フェイク印象派のスリーヴも面白い。EUプレス盤
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輸入盤/限定1000枚プレス
(Progressive/Jazz,Jazz Rock / Digi-Pack CD(2014 Re-master) / Dusk Fire/UK,EU)
Neil Ardley(director)
Jack Bruce(b)
John Hiseman(ds)
Frank Ricotti(vib,mrba)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Barbara Thompson(sax,fl)
Dave Gelly(sax,clnt)
Jimmy Philip(sax,fl,clnt)
Ian Carr(tp,fl-hrn)
Henry Lowther(tp)
Harry Beckett(tp)
Derek Watkins(tp)
Mike Gibbs(tb)
Derek Wadsworth(tb)
John Mumford(tb)
Tony Russell(tb)
George Smith(tuba)
Produced by Tony Reeves
収録曲目
1.Le Dejeuner Sur L'Herbe
2.Naima
3.Angel
4.Ballad
5.Dusk Fire
6.Nardis
7.Study
8.Rebirth