UKのオグンから、09年リマスター&ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様、多分初CD化。キース・ティペットはブリストル出身のピアニストで、キース・ティペット・グループを初めとして、センティピード、オヴァリー・ロッジ、キース・ティペットズ・アーク、ドリームタイム、ミュージシャン等々のリーダー・バンドの他、エルトン・ディーンズ・ナインセンス、ハロルド・マクネア、ルイス・モホロ、ドゥドゥ・プクワナ、ヒュー・ホッパー、スタン・トレイシー、キース・クリスマスなどとの数多のセッション、ソロ活動を続けたブリティッシュ・ジャズの孤高のビッグ・ネーム。プログレ系のリスナーには、何よりキング・クリムゾンでの活動で知られていると思う。本作は、86年にUKオグンからリリースされたキース・ティペット・セプテットのライヴ・アルバムで、84年10月25日にエクセターのバーンフィールド・シアターで行われたコンサートからの音源。メンバーは、キース・ティペット、エルトン・ディーン、マーク・チャリグ、ラリー・スタッビンズ、ニック・エヴァンス、ポール・ロジャース、トニー・レヴィンの7人編成、ティペット、キース・ビール、ポール・アシュビーの共同プロデュース。例えば、90年代のミュージシャンへと繋がる感じの、ユーロ・ジャズのくぐもり感とティペット的なフリー・フォームなアヴァン・ジャズ色が適度なマッチングを見せるサウンドを展開していて、少しブルージーな雰囲気も含め、夕暮れ時にまったりと出来るというか、ちょっとアンニュイでけだるい哀愁が心地好い。ティペットのピアノは、相変わらず独特の情感と美しさを放っていて、ディーン達の管楽器隊も味わい深く、派手な炸裂はないがティペット愛好家やブリティッシュ・ジャズ愛好家ならまずもって楽しめると思う。合掌!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz,Free Jazz / Paper-Sleeve CD(2009 Re-master) / Ogun/UK)
Keith Tippett(p)
Elton Dean(sax,saxello)
Mark Charig(crnt,t-horn)
Larry Stabbins(sax)
Nick Evans(tb)
Paul Rogers(d-b)
Tony Levin(ds,per)
Produced by Keith Tippett & Keith Beal with Paul Ashby
収録曲目
1.A Loose Kite In A Gentle Wind Floating With Only My Will For An Anchor Part 1
2.A Loose Kite In A Gentle Wind Floating With Only My Will For An Anchor Part 2
3.A Loose Kite In A Gentle Wind Floating With Only My Will For An Anchor Part 3
4.A Loose Kite In A Gentle Wind Floating With Only My Will For An Anchor Part 4
5.Dedicated To Mingus