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イタリアのソニー/RCAから、11年リマスター音源を使用してのリシュー。「Progressivamente Italia」シリーズ。ロベルト・コロンボは、ミラノ出身のキーボーティスト兼コンポーザーで、マウロ・パガーニの「地中海の伝説」やファブリツィオ・デ・アンドレ+PFMの2枚のアルバムに参加していたので、PFM愛好家やプログレ系リスナーには知られているかも知れない。本作は、76年にイタリアのウルティマ・スピアッジアからリリースされたファースト・ソロ・アルバムで、メンバーはコロンボを中心に、ペリジェオのクラウディオ・ファソリ、ヌォーヴァ・イデアのリッキー・ベローニ(ex.ニュー・トロルス)とフラヴィアーノ・クッファーリ、グラミーニャのマウリツィオ・マルテッリの他、ワルテル・カローニ(ex.PFM,アレア)、ペペ・ガッリャールディ、アルベルト・モンペリオ、ジジ・ベローニ、ジャンニ・ジリオリ等々が曲によって適時参加。概ね、畳み掛けるアレンジのバカテク・ジャズ・ロック＆フュージョンを展開していて、フランク・ザッパ的なユーモラスさとプログレ感が交叉するリフやフレーズが、凝ったアレンジと上手い演奏で炸裂。ボーカルはあまり入らず基本インストで、コロンボの多彩なキーボード群が中心だが、全体にリズムのノリがよくてリフの絡みも上等。ギターやヴァイオリンも時折凄まじいテンションで爆発したりもして、全体にわりと文句なしにカッコよく、地中海音楽色はあるがイタリア臭はそれ程強くない。バカテク系愛好家ならけっこう楽しめるだろう好盤と思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Folk Rock,Symphonic / Jewel-case CD(2014 '11Re-master) / Sony/Italy)
Roberto Colombo(kbd,syn,per,vo)
Pepe Gagliardi(kbd)
Alberto Mompellio(vln,kbd,syn)
Claudio Fasoli(sax)
Maurizio Martelli(g)
Ricky Belloni(g)
Gigi Belloni(b)
Paolo Dommarumma(b)
Flaviano Cuffari(ds)
Walter Calloni(ds)
Mario Lamnerti(per)
Gianni Zilioli(xilofon)
Produced by Roberto Colombo
収録曲目
1.Sono Pronto
2.Caccia Alla Volpe
3.Entreneuse
4.Sfogatevi Bestie
5.Assurdo Parte I
6.Metronomo 138
7.Assurdo Parte II
