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NUCLEUS/Labyrinth + Roots(2CD) (1973/5+6th) (ニュークリアス/UK)

UKのBGOから、73年フィフス「ラビリンス」とセクス「ルーツ」の、カップリング2CD&02年新規リマスターでのリシュー。2枚共オリジナルはUKヴァーティゴ。ニュークリアスは、イアン・カーがドン・レンデルとの双頭クィンテッドの後に結成したグループで、キース・ティペット・グループ、ソフト・マシーン、ギルガメッシュ、リフ・ラフ、マーク・アーモンド、テンペスト等々、数多の関連アーティストを持つビッグ・ネームの1つ。3月録音のフィフスは、前作からのカー、ブライアン・スミス、ケニー・ウィーラー、デイヴ・マクレア、ゴードン・ベック、ロイ・バビントン、クライヴ・サッカー、トレヴァー・トムキンスの7人に、新たにトニー・コー、トニー・レヴィン、ノーマ・ウインストン、パディ・キングスランドを加えた12人編成、カーとロジャー・ウェイクの共同プロデュース。ノーマのスマートなボーカルを生かした、メロディアスで聴きやすいエレガントな楽曲とアレンジで、ニュークリアスの諸作の中で最もしっとりと落ち着いた印象のサウンド。バビントンの粘っこいベースもカッコいい。8月録音のセクスは、前作からのカー、スミス、マクレア、サッカーの4人に、新たにジョスリン・ピッチェン、ロジャー・サットン、アウレオ・デ・スーザを加えた7人編成、1曲でジョイ・イエーツがゲスト参加、プロデュースはフリッツ・フライアー。ファンス・ロック色が加味され出した最初のアルバムで、前作の涼やかなジャズ/クロスオーヴァー色を担保しつつも、ブルージーなジャズ・ロック調の仕上がり。サットン、ピッチェン、マクレア辺りを軸とした、盛り上がるインタープレイは素直にカッコいい。タイプは違うが、どちらもその線の好盤と思う。

輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Jazz,Blues / Jewel-case 2CD(2002 Re-master) / BGO Records/UK)

NUCLEUS/Labyrinth + Roots(2CD) (1973/5+6th) (ニュークリアス/UK)

価格:

2,480円 (税込)

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NUCLEUS/Labyrinth + Roots(Used 2CD) (1973/5+6th) (ニュークリアス/UK)

Ian Carr(tp,f-horn)all
Brian Smith(sax,fl)all
Kenny Wheeler(tp,fl-horn)5
Tony Coe(clnt,sax)5
Dave MacRae(el-p,ac-p)all
Gordon Beck(el-p)5
Roy Babbington(b)5
Clive Thacker(ds)all
Tony Levin(ds)5
Trevor Tomkins(per)5
Norma Winston(vo)5
Paddy Kingsland(syn)5
Jocelyn Pitchen(g)6
Roger Sutton(b)6
Aureo de Souza(per)6
Joy Yates(vo)6

Producerd by Ian Carr & Roger Wake(5), Fritz Fryer(6)


収録曲目
(Disc1: "Labyrinth"):
1.Origins
2.Bull-Dance
3.Ariadne
4.Arena Part1
5.Arena Part2
6.Exultation
7.Naxos

(Disc2: "Roots"):
1.Roots
2.Images
3.Caliban
4.Whapatiti
5.Capricorn
6.Odokamona
7.Southern Roots and Celebration

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