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COLOSSEUM/Daughter Of Time (1970/3rd) (コロシアム/UK)

UKのエソテリック・レコーディングスから、70年5月と71年8月のランズダウン・スタジオでの未発表アウトテイクやデモ等3曲をボーナスで加えての、17年新規24ビット・リマスターでのリシュー。音質はクリアで迫力もあって非常によい。コロシアムは、元ニュー・ジャズ・オ-ケストラ、グラハム・ボンド・オーガニゼイションのジョン・ハイズマン、ディック・ヘクトール・スミス、トニー・リーヴスが中心となって、68年にロンドンで新たに結成されたグループで、この後テンペスト、モーグル・スラッシュ、コロシアムII、グリーンスレイド等の派生バンドを生んだ、ブルース系ブリティッシュ・ジャズ・ロックのビッグ・ネーム。本作は、70年にUKヴァーティゴからリリースされたサード・アルバムで、メンバーは、前作からのハイズマン、ヘクトール・スミス、グリーンスレイドの3人に、デイヴ(クレム)・クレムソン、クロス・ファーロウを加えた5人を軸に、曲によってベースはマーク・クラークとルイス・セナモが担当、さらにハイズマンの奥さんのバーバラ・トンプソンや、ニール・アードレイのアレンジ&監督による、ハロルド・ベケット、デレク・ワッズワース、ジャック・ロススタイン、トレヴァー・ウィリアムス等々のミニ・オーケストラが入る。プロデュースはジェリー・ブロン。すでに、US盤セカンドの「グラス・イズ・グリーナー」で垣間見えていたが、クレムソンの加入により演奏は太いブルース色が増した一方で、楽曲とアレンジはよりジャズ・ロック的プログレ感が強くなっている印象で、危ういバランスで見事な調和を遂げていて非常に面白い。ファーロウの粘っこいボーカルは既に十分にハマりがよく、ベーシストが定まらない過渡期的状態ながらも、バンド感満点の濃密な演奏は素直にカッコいい。「想像されたウェスタンのテーマ」も含め、ともかくも楽しめる文句なしの好盤と思う。

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輸入盤
(Progressive/Blues,Jazz Rock / Jewel-case CD(2017 24bit Re-master) / Esoteric/UK)

COLOSSEUM/Daughter Of Time (1970/3rd) (コロシアム/UK)

価格:

2,180円 (税込)

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COLOSSEUM/Daughter Of Time (1970/3rd) (コロシアム/UK)

Jon Hiseman(ds,per)
Dick Heckstall-Smith(sax,spoken)
Dave Greenslade(org,p,vib,vo)
Chris Farlowe(vo)
Clem Clempson(g,vo)
Mark Clarke(b)
Louis Cennamo(b)
Barbara Thompson(fl,sax,vo)
Harold Beckett(fl-hrn,tp)
Derek Wadsworth(tb)
Jack Rothstein(vln)
Trevor Williams(vln)
Nicholas Kraemer(vla)
Charles Tunnell(cello)
Fred Alexander(cello)

Some Arranged & Directed by Neil Ardley

Produced by Gerry Bron


収録曲目
01.Three Score And Ten, Amen
02.Time Lament
03.Take Me Back To Doomsday
04.The Daughter Of Time
05.Theme For An Imaginary Western
06.Bring Out Your Dead
07.Downhill And Shadows
08.The Time Machine

bonus track(recorded at Lansdowne Studio):
09.Bring Out Your Dead (demo/3rd May 1970)
10.Jumping Off The Sun (1st August 1971)
11.The Pirate's Dream (1st August 1971)

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