UKのBGOから、14年新規リマスター&2枚組でのリシュー。バック・ドアはヨークシャーのブラキー出身のグループで、エリック・デラニーのバック・バンドで知り合いになったコリン・ホジキンソン(ex.ホワイトスネイク,ブリティッシュ・ブルース・クィンテット,etc)とロン・アスペリーが中心となって71年に結成された。本作は、72年のファースト「バック・ドア」、73年のセカンド「エイス・ストリート・ナイツ」、74年のサード「アナザー・ファイン・メス(初CD化)」の3枚のアルバム全曲を収録した3in2CDで、オリジナルはファーストがUKブラキー、セカンドとサードがUKワーナー。メンバーは、全てホジキンソン、アスペリー、トニー・ヒックスのトリオ編成が基本で、セカンドはフェリックス・パパラルディ(プロデュース兼任/ex.マウンテン)、サードはデイヴ・マクレア(ex.マッチング・モウル)、バーニー・ホランド(ex.ジョディ・グラインド,ハミングバード)、ピーター・ソルプ(プロデュース兼任/ex.アレクシス・コナー,ヤングフラワーズ,etc)のゲスト参加がある。このバンドは、ともかくも呆れるほど弾きまくるホジキンソンの達者なベースを核に、サックスもドラムも負けじと炸裂するやりっぱなしの変態感十分で、ブルースを基調としながらもインプロでハミ出して行く独特の感じ。コード弾きフレーズを多用し、ハイポジションで弾きまくる高速パターンも多いベースはほとんどギターに近い印象だが、『ギターのようにベースを弾く』無理さ加減が面白く、バカテクだがスカスカのちょっと不思議なジャズ・ロックに仕上がっている。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Blues / Jewel-case 2CD(2014 Re-master) / BGO/UK)
Colin Hodgkinson(b,vo,12-g)
Ron Aspery(sax,fl,el-p,p)
Tony Hicks(ds,per)
Felix Pappalardi(e-p,per)
Dave MacRae(el-p,p)
Bernie Holland(g)
Peter Thorup(vo)
Produced by Back Door(1), Felix Pappalardi(2), Peter Thorup(3)
収録曲目
(Disc1):
"Back Door (1972/1st)":
01.Vienna Breakdown
02.Plantagenet
03.Lieutenant Loose
04.Askin' The Way
05.Turning Point
06.Slivadiv
07.Jive Grind
08.Human Bed
09.Catcoke
10.Waltz For A Wollum
11.Folksong
12.Back Door
"8th Street Nites (1973/2nd)":
13.Linin'Track
14.Forget Me Daisy
15.His Old Boots
16.Blue Country Blues
17.Dancin'In The Van
18.32-20 Blues
19.Roberta
20.It's Nice When It's Up
21.One Day You're Down, The Next Day Your Down
22.Walkin'Blues
23.The bed Creaks Louder
24.Adolphus Beal
(Disc2):
"Another Fine Mess (1974/3rd)":
01.I'm Gonna Stay A Long, Long Time
02.Blakey Jones
03.T.B. Blues
04.Candle Round Your Hat
05.Detroit Blues
06.The Spoiler
07.Shaken By Love
08.Streamline Guitar
09.Manager's Shirt
10.The Dashing White Sergeant