アルゼンチンのミュージック・ホールから、未発表曲3曲をボーナスで加えてのリシュー。クベロ・ディアスはアルゼンチンのノゴヤ出身のギタリストで、パッポやクラウディオ・ガビス等と共にアルゼンチンのロック・シーンではかなりのビッグ・ネームの1人。ラ・ペサダやラ・コフラディア・デ・ラ・フロール・ソラール等々での活動で知っている人もいるかも知れない。本作は、73年にアルゼンチンのミュージック・ホールからリリースされたソロ名義唯一のアルバムで、メンバーは、ディアスを中心に、クラウディオ・ガビス、アレハンドロ・メディナ、イサーク・ポルトヘイス、ホルヘ・ピンチェフスキー、ミゲル・カンティロ等々、「クベロ・ディアズ&ラ・ペサダ」のタイトル通りラ・ペサダのメンバー達が全員参加している。ディアスとビリー・ボンド(演奏にも参加)の共同プロデュース。ディアスとガビスのツイン・ギターが弾きまくるブルージー・ハード・ナンバーと、アコースティック・ギターやピアノを使ったアシッド・フォーク調のナンバーに大別されるが、ギターに劣らず弾きまくるヴァイオリンも含め、ともかくもハード・ナンバーの炸裂感と南米的B級感はインパクト大というか、このハイテンションなヘヴィネスは素直にカッコいいと思う。アシッド・フォーク系ナンバーのダメダメなアシッド感も心地好く、非常に正しくサイケ。南米ブルージー・ハード&サイケ系としては文句なしの好盤で、その線の愛好家ならまずもって楽しめると思う。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Blues Hard/Heavy Blues,Psyche / Jewel-case CD(2002) / Music Hall/Argentina)
Kubero Diaz(g,vo,p)
Claudio Gabis(g)
Alejandro Medina(b,vo)
Isaak Portugheis(ds,per)
Jorge Pinchevsky(vln)
Billy Bond(electronics,vo)
Miguel Cantilo(vo)
& Others
Produced by Kubero Diaz & Billy Bond
収録曲目
01.Todo Es Rock
02.Spirtrepus
03.Polvo He De Sacudir
04.Una Manera De Llegar
05.Algo Esta Por Suceder
06.Creciendo En Espiral
07.Colgado De Las Nubes
bonus track:
08.Se Ama O No Se Ama
09.Nos Encontraemos En Alguna Parte
10.La Palida Ciudad