UKのレッド・ベリー・レコードからのリリース。マギー・ライリーはグラスゴー出身のシンガー兼シンガー・ソング・ライター(SSW)で、パブ・ロック系バンドのケイドー・ベルで旦那のスチュアート・マッキロップと共に76年にデビューした。何よりマイク・オールドフィールドの「トゥ・フランス」や「ムーンライト・シャドウ」のボーカリストとして知られていると思う。本作は、21年にリリースされたテンス・ソロ・アルバムで、メンバーは、前作からのマギー、マッキロップ、ブライアン・マクニール(ex.チャイナ・クライシス,ホース,etc)の3人を中心に、マット・クラーク、アンディ・ロバーツ(ex.リヴァプール・シーン,プレインソンプ,ロイ・ハーパー,etc)、スチュアート・ニスベット、ジャーラス・ヘンダーソン等が曲によって適時参加、マギー、マッキロップ、マクニールの共同プロデュース。タイトル通りのクリスマス・ソング集で、定番「サイレント・ナイト(10曲目)」、ビング・クロスビー(1曲目)、グレッグ・レイク(2曲目)、ジョニ・ミッチェル(4曲目)、サイモン&ガーファンクル(13曲目)等々のカヴァーの他、トラッドや民謡、聖歌等を織り交ぜた構成。控え目なプログラミングのリズム隊と、リリカルなピアノやストリングス系キーボード、雰囲気のよいギターを適時組み合わせたサウンドのテイスト自体は、前作とそれ程変わらずのトラッド的要素を内包したポップス・フィールドという印象。全体の曲調が、いわゆるクリスマス的肯定感や和やかさに収束している分、マギーのシンギングのアンバーな美しさがわかりやすく、ともかくもゆったりと流していて心地好い。EUプレス盤
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輸入盤
(Folk&Folk Rock/Folk Rock,Trad,Pops / Jewel-case CD(2021) / Red Berry Records/UK,EU)
Maggie Reilly(vo)
Stuart MacKillop(p,programming,vo)
Brian McNeill(kbd,programming)
Matt Clark(g)
Andy Roberts(g)
Stuart Nisbet(ps-g)
Jarlath Henderson(u-pipes)
Producerd by Maggie Reilly, Stuart MacKillop & Brian McNeill
収録曲目
01.Do You Hear What I Hear?
02.I Believe In Father Christmas
03.Merry Xmas Everybody
04.River
05.The Christmas Song
06.O Little Town Of Bethlehem
07.Winter Wonderland
08.Have Yourself A Merry Little Christmas
09.The Coventry Carol
10.Silent Night
11.I Saw Three Ships
12.God Rest Ye Merry Gentlemen
13.O Come, O Come Emmanuel