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国内のストレンジ・デイズから、06年新規リマスター＆ぺーパースリーヴでのリシュー。エンボス紙ジャケ仕様。メイ・マッケンナはスコットランドのグラスゴー出身のシンガーで、何よりコントラバンドでの活動で知られていると思うが、キャメルの「港町コーヴの物語」にも参加している他、ティア・ガス、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド等のヒュー・マッケンナは兄、テッド・マッケンナは従弟。本作は、75年にUKトランスアトランティックからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、ライナーは和久井光司、インナーバッグ入、歌詞・対訳付。メンバーは、メイ、マーティン・ブライリー(ex.グリーンスレイド,etc)、グラハム・プレスケット(ex.グリフォン,etc)、ポール・キーオ、トレヴァー・スペンサーの5人を軸に、曲によってスカイラ・カンガ、BJ.コール(ex.コーチズ,マシューズ・サザン・コンフォート,etc)が適時参加、多くの曲でアンドリュー・プライス・ジャックマンの手によるオーケストラも入る。プロデュースはピーター・セイムズ。概ね、しっとりと落ち着いた大人のポップス・サウンドという印象で、細部に神経が行き届いた非常に上等なメイのシンギングを堪能出来る。隠し味的なフォーク・ロック的バンド感と、くど過ぎないオーケストラとのバランスも悪くなく、ジョン・レノン、エドガー・ウインター、ジミー・ウェブ、スティーヴィー・ワンダー、ニール・セダカ、ジェリー・ラファティ、ランディ・ニューマン等々、楽曲のセレクトも面白い好盤と思う。
ストレンジ・デイズ盤／国内プレス(Japanese-pressing CD)／デッドストック入荷
(Folk&Folk Rock/Pops,Folk Rock / Paper-Sleeve CD(2006 Re-master) / Strange Days/Japan)
Mae McKenna(vo)
Paul Keogh(g)
Martin Briley(b,g)
Graham Preskett(kbd,b)
Trevor Spencer(ds)
Skaila Kanga(harp)
BJ Cole(ps-g)
Julian Gaillard(orchestra-leader)
Orchestra Arranged & Conducted by Andrew Pryce Jackman
Produced by Peter Sames
収録曲目
01.Dying To Live/ダイイング・トゥ・リヴ
02.Once In The Morning/ワンス・イン・ザ・モーニング
03.All In Love Is Fair/オール・イン・ラヴ・イズ・フェア
04.The Other Side Of Me/ジ・アザー・サイド・オブ・ミー
05.Song For Simon/ソング・フォー・サイモン
06.Together We Get By/トゥゲザー・ウィ・ゲット・バイ
07.Elderberry Wine/エルダーベリー・ワイン
08.How Could We Dare To Be Wrong/ハウ・クッド・ウィ・デア・トゥ・ビー・ロング
09.Imagine/イマジン
10.Black Eyed Susan/ブラック・アイド・スーザン
11.Said The Major/セッド・ザ・メジャー
12.Old Man/オールド・マン
