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ドイツのレパートリーから、07年新規リマスター＆ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様で、音質はクリアで迫力もあって非常によく、スリーヴの出来もよい。マグナ・カルタは、69年にロンドンで結成されたグループで、クリス・シンプソンとグレン・スチュワートのデュオに、スタン・ゴードンが加わる形でスタートした。69年のデビュー以降、休止期間を何度か挟みメンバー変遷を経ながら現在も活動を続ける、ブリティッシュ・フォーク系のビッグ・ネームの1つ。本作は、73年にUKヴァーティゴからリリースされたフォース・アルバム(通算5枚目)で、メンバーは、前述のシンプソン、スチュワート、ゴードンのトリオ編成を基本に、ダニー・トンプソン(ex.ペンタングル)、ゲリー・コンウェイ(ex.フォザリンゲイ,etc)等々が曲によって参加、プロデュースとアレンジはトニー・コックス、スリーヴ・デザインはロジャー・ディーン。概ね、スワンプ＆カントリー方面の要素を基調とした、木漏れ日フォーク調のサウンドを展開していて、全体にアコースティック・ギターの音色とコーラス・ワークが素直に美しく、ともかくも流していて心地好い。派手ではないが各曲の粒が揃っていて、ギター、ピアノ、ボーカル、ハーモニーのバランスがよく、ジェントリーで耳触りのよい丸味を帯びた響きは見事。プログレ的情感のタイトル曲も含め、全体に透明感と清涼感があって、無駄のないアレンジ、さりげなく上等な演奏、アンバーな雰囲気の、湿った英国の香り漂うフォーク・ロック系好盤と思う。ロジャー・ディーンのスリーヴも素敵。TESヴァーティゴ作品リスト付
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輸入盤／デッドストック入荷
(Folk&Folk Rock/Folk,Swamp,Progressive / Paper-Sleeve CD(2007 Re-master) / Repertoire/German)
Chris Simpson(g,vo)
Glen Stuart(vo,spoken-word)
Stan Gordon(g,vo)
Jean-Alain Roucel(p)
Danny Thompson(d-b)
Dave Peacock(b)
Gerry Conway(ds)
Alan Eden(ds)
Tony Carr(per)
Gordon Huntley(ps-g)
Graham Smith(m-harp)
Produced & Arranged by Tony Cox
収録曲目
1.Wish It Was
2.Two Old Friends
3.Lord Of The Ages
4.Isn't It Funny (And Not A Little Bit Strange)
5.Song Of Evening
6.Father John
7.That Was Yesterday
8.Falkland Grene
