USAのノー・クォーター・レコードから、限定ペーパースリーヴでのリリース。見開き紙ジャケ仕様。ジョアン・シェリーはケンタッキー州ルイビル出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、09年頃からジュリア・パーセル、シャイアン・マリー・マイズとのトリオ・ユニットのメイデン・ラジオと同時にソロでも活動を開始、ダニエル・マーティン・ムーアや旦那さんのネイサン・サルズバーグともよく共演している。本作は、25年にリリースされたソロ名義セヴンス・アルバムで、ボーカル&ギターのシェリーとベース&ギター&キーボード&プロデュース兼任のベン・ホワイトリー(ex.ウェザー・ステイション,ニュー・カントリー・リハブ,etc)を核に、タマラ・リンデマン、カレン・ンー、フィリップ・メランソン(ex.エリック・シェノー・トリオ,アース・フラワー,etc)のウェザー・ステイション組、サルズバーグ、マット・ケリー(ex.ユー+ミー,etc)、ダグ・ペイズリー、ケン・ホワイトリー等々が曲によって適時参加。特段に声を張ったり歌い上げる感じではなく、あまり前に出ない感じの佇まいのボーカルが、アコギ&エレキ、ペダル・スチール・ギター、ピアノ辺りを軸としたシンプルなアンサンブルに映える、スワンピーなフォーク・ロック調サウンドを展開。1曲目のようなノリがクッキリとした曲もあるが、アルバムが進むにつれゆったりと流れるアシッド・フォーク調のドローン感が増していく感じで、全体がしっとりしたアンバーな夕暮れ的情感に収束。この、バンド感が担保された内省感と湿ったポップネスの交叉は、例えばウェザー・ステイションの「ヒューマンフッド」辺りにも通じる印象で、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。素敵!。
輸入盤
(Folk&Folk Rock/Acid Folk,Swamp,Progressive / Paper-Sleeve CD(2025) / No Quarter/USA)

Joan Shelley(vo,g)
Ben Whiteley(b,ac-g,el-g,mdln,mltrn,syn)
Nathan Salsburg(ac-g)
Matt Kelly(ps-g,org)
Ken Whiteley(org)
Doug Paisley(ac-g,vo)
Karen Ng(fl,clnt,sax)
Philippe Melanson(ds,per)
Tamara Lindeman(p,vo)
Talya Bloom(vo)
Produced by Ben Whiteley
収録曲目
01.Here In The High And Low
02.On The Gold And Silver
03.Field Guide To Wild Life
04.Wooden Boat
05.For When You Can't Sleep
06.Everyday
07.New Anthem
08.Heaven Knows
09.Ever Entwine
10.Give It Up, It's Too Much
11.The Orchard
12.Who Do You Want Checking In On You
13.The Hum



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