UK/スコットランドのエヴリワン・サングから、見開きデジスリーヴでのリシュー。エミリー・バーカーはオーストラリアのブリッジタウン出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、02年に渡英してロブ・ジャクソンと共にザ・ロー・カントリーを結成、イギリスとオーストラリアを行き来してソロと並行活動していたが、11年以降はスコットランドのグラスゴーを拠点としているようだ。本作は、19年にリリースされたソロ名義としては4枚目のアルバムだが、10~15年における未発表スタジオ&ライヴ音源をコンパイルしたもの。内容は、1~4曲目が14年2月のスタジオ、5~9曲目が12年11月21日のロンドンのユニオン・チャペルでのライヴで、どちらもエミリー・バーカー&ザ・レッド・クレイ・ヘイロー(RCH)としての演奏。メンバーは、エミリーとRCHのジル・サンデル、ジョ・シルヴァーストン、アンナ・ジェンキンスの4人を軸に、曲によってナット・バトラー、テッド・バーンズ、アリ・フレンド等が適時参加。10~16曲目10~15年のスタジオ音源で、10,11曲目はエミリー&RCH、他はリズ・ジョーンズ、リューベン・エングゼル、ジャズパー・ジョンソン、ドム・コヨーテ等が適時参加したエミリーのソロ。多くはエミリー&RCHの音源で、スワンプ的な枯れた浮遊感やトラッド的郷愁感が、室内楽的響きのアンサンブルに収束。例えばアメリカ南部&西部のフォークを、ブリティッシュ的なくぐもり感で展開しているような印象で、耳触りの柔らかい美しいサウンド。淡く落ち着いた空気感が、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。
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輸入盤
(Folk&Folk Rock/SSW,Swamp,Trad / Digi-Sleeve CD(2019) / Everyone Sang/UK)
Emily Barker(vo,ac-g,el-g,bjo,hmca,p,per)
Gill Sandell(acdn,fl,p,shaker,vo)
Jo Silverston(cello,vo)
Anna Jenkins(vln,vo)
Matt Park(ps-g)
Nat Butler(ds,per)
Ted Barnes(ac-g,mdln)
Ali Friend(d-b)
Liz Jones(tp)
Gus Fairbairn(sax)
Ruben Engzell(b)
Lachlan McLellan(b,vo)
Jesper Jonsson(ds)
Rob Pemberton(ds,vo)
Dom Coyote(vo)
Misha Law(vo)
Produced by Darrel Sheinman, Calum Malcolm, Emily Barker, Ted Barnes, Liam Watson
収録曲目
"Songs Beneath The River":
01.Tougher Than The Rest
02.Day After Tomorrow
03.Do Right Woman, Do Right Man
04.Easter
"Live At Union Chapel":
05.Nostalgia
06.Billowing Sea
07.This Is How It's Meant To Be
08.Pause
09.Look Our For My Love
"Pebbles, Shells And Other Memories":
10.The Rains
11.Every Season
12.First Time Ever I Saw Your Face
13.I'm So Lonesome I Could Cry
14.Harbour
15.Doing The Best I Can
16.Beneath The Skin Of England