ドイツのレパートリーから、71年のデモ音源4曲をボーナスで加えての、05年新規リマスター&デジパックでのリシュー。音質はクリアで迫力もあって非常によい。ダンドゥ・シャフトはウェストミッドランズのコヴェントリー出身のグループで、マーティン・ジェンキンスやケヴィン・デンプシーが中心となって68年に結成されている。本作は、71年にUKネオンからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、前作からのジェンキンス、デンプシー、デイヴ・クーパー、ロジャー・ブレン、テッド・ケイの5人に、新たに女性ボーカリストのポリー・ボルトンを加えた6人編成で、プロデュースはミキ・ダロン、スリーヴ・デザインはキーフ。オリジナルLPはネオンでキーフということで、それだけでもコレクター方面には一定の人気があって、内容も暗いとか寒いといった形容詞で語られる事が多いようだが、概ねスワンプ色と木漏れ日が交叉するフォーク・ロックを展開していて、ギスギスはしてるが特に暗くも寒くもない感じ。ポリーがリードボーカルを取る、「リヴァー・ボート」のプカプカした浮遊感は確かに心地好いが、このバンドの本質は他の曲で聴けるジェンキンスと2人のギタリストのアンサンブルのカッコよさという印象。素敵なスリーヴも含め、この線としては普通に心地好い好盤と思う。尚、本編の曲順が、最初と最後の曲以外が何故かシャッフルされている。サード・アルバムのリリ-ス後、ジェンキンスはヘッジホッグ・パイへ。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Folk&Folk Rock/Swamp,Folk Rock / Digi-Pack CD(2005 Re-master) / Repertoire Records/German)
Martin Jenkins(vo,cello,mdln,fdl,fl,tamb)
Polly Bolton(vo)
Kevin Dempsey(g,shaker,vo)
Dave Cooper(g,vo)
Roger Bullen(b)
Ted Kay(conga,tabla)
Producerd by Mikki Dallon
収録曲目
01.Coming Home To Me
02.Railway
03.Whispering Ned
04.Sometimes
05.Riverboat
06.Kalyope Driver
07.Waves Upon The Ether
08.Dewet
09.Till The Morning Comes
10.Pass It On
11.Prayer
bonus track(demo):
12.Lullaby
13.Thruxton
14.Spring Clock Dance
15.Sun Clog Dance