韓国のビッグ・ピンク・ミュージックから、73年のライヴ音源やシングル・ヴァージョン等11曲をボーナスで加えての、17年リマスター&ペーパースリーヴでのリシュー。紙ジャケ仕様オビ付で、多分初正規CD化。バッキンガム・ニックスは、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスの2人によるカリフォルニア州アザートン出身の男女デュオで、何より75年以降のフリートウッド・マックでの活動で知られていると思う。2人は66年にアザートンのハイ・スクールで出会い、バッキンガムが参加していたフリッツというバンドにニックスが68年に加入、フリッツ解散後にデュオ活動を開始して、73年にUSAポリドールから唯一のアルバムとなる本作をリリースした。メンバーは、ヴォーカルのニックス、ボーカル、ギター、ベース、パーカス等のバッキンガムを軸に、曲によってワディ・ワクテル、ペギー・サンドビグ、マーク・トゥリン、ジェリー・シェフ、ホッピー・ホッジス、ジム・ケルトナー等々がバックを担当、ストリングス・アレンジはリチャード・ハリガン、プロデュースはキース・オルソン。後にフリートウッド・マックで再演する「クリスタル」も含め、概ねウエスト・コースト調の涼しげなフォーク・ロック色と、爽やかなアメリカン・ポップネスが同居するサウンドを展開。ニックスのお転婆感と小悪魔感が交叉するボーカルと、バッキンガムのアコギを核としたアンサンブルのマッチングは悪くなく、突出したインパクトには欠けるがCD化を待ち望んでいたファンは多いかも知れない。
只今在庫切れとなってしまいました。ご予約オーダー・お問い合わせ等は、問い合わせフォームからお受けいたします。入荷見込み・時期など現在の状況を改めてお知らせいたします。
輸入盤/デッドストック入荷
(Folk&Folk Rock/Pops,Folk Rocks / Paper-Sleeve CD(2017 Re-master) / Big Pink/Korea)
Stevie Nicks(vo)
Lindsey Buckingham(vo,g,b,per)
Waddy Wachtel(g)
Peggy Sandvig(kbd)
Monty Stark(syn)
Mark Tulin(b)
Jerry Scheff(b)
Hoppy Hodges(ds,per)
Jim Keltner(ds)
Ron Tutt(ds)
Jorge Calderon(per)
Strings Arranged by Richard Halligan
Produced by Keith Olsen
収録曲目
01.Crying In The Night
02.Stephanie
03.Without A Leg To Stand On
04.Crystal
05.Long Distance Winner
06.Don't Let Me Down Again
07.Django
08.Races Are Run
09.Lola (My Love)
10.Frozen Love
bonus track:
11.Crying In The Night (single version)
12.Don't Let Me Down Again (mono single)
13.Sorcerer
14.Garbo
15.Cathouse Blues
16.That's Allright
17.Candlebright
18.Without You
19.Lola My Love (live)
20.Races Are Run (live)
21.Rhiannon (live)