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CARAVAN/In The Land Of Grey And Pink (1971/3rd) (キャラヴァン/UK)

UKのユニバーサル/デラムから、未発表デモ音源等計5曲をボーナスで加えての、01年新規リマスターでのリシュー。音質はクリアで迫力もあってよい。キャラヴァンはケント州カンタベリー出身のグループで、ワイドル・フラワーズの発展的解散の産物として、最後のメンバーだったパイ・ヘイスティングス、リチャード・シンクレア、リチャード・コフランを軸に68年に結成された。ソフト・マシーンやゴング、エッグと共にカンタベリー人脈の柱の1つで、幾度かの活動休止期間を経ながらも現在も活動を続けるビッグ・ネーム。本作は、71年にUKデラムからリリースされたサード・アルバムで、確か邦題は「グレイとピンクの地」。メンバーは、ファーストから不変のヘイスティングス、リチャード&デイヴ・シンクレア、コフランのの4人編成を基本に、曲によってジミー・ヘイスティングス、デイヴ・グリンステッドが適時ゲスト参加、プロデュースはデヴィッド・ヒッチコック。LP旧A面の、メロトロン・ゴー・ゴーでキャッチーな1曲目から、トラッド、ブルース、ジャズ・ロック、ポップス等の要素をプログレ的アレンジで括った感じの2~4曲は、ブリティッシュ然としたアンバー感とカンタベリー的いなたさが同居するメロディアスな心地好さで、エレガントな浮遊感とサイケの残滓的ポップネス、プログレ的イモっぽさの煮え切らないマッチングが独特の味わいに収束。LP旧B面全てを使った5曲目は、怒涛の畳み掛ける展開によるプログレ然とした組曲で、饒舌に動き回るベースや流暢なオルガンが、濃密に絡み合いながら盛り上がる様はけっこう圧巻。ここに来て、軽そうでいて粘っこい彼らならではの着地点を見つけた印象で、わりと素敵なスリーヴも含め好盤と思う。

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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Symphonic,Pops,Jazz Rock,Canterbury / Jewel-case CD(2001 Re-master) / Universal/Deram/UK)

CARAVAN/In The Land Of Grey And Pink (1971/3rd) (キャラヴァン/UK)

価格:

1,980円 (税込)

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CARAVAN/In The Land Of Grey And Pink (1971/3rd) (キャラヴァン/UK)

Pye Hastings(g,ac-g,vo)
Richard Sinclair(b,vo,ac-g)
Dave Sinclair(kbd)
Richard Coughlan(ds,per)
Jimmy Hastings(sax,fl)
Dave Grinstead(cannon,bell,wind)

Produced by David Hitchcock


収録曲目
01.Golf Girl
02.Winter Wine
03.Love To Love You (And Tonight Pigs Will Fly)
04.In The Land Of Gray And Pink
05.Nine Feet Underground
a.Nigel Blows A Tune
b.Love's A Freind
c.Make It 76
d.Dance Of The Seven Paper Hankies
e.Hold Grandad By The Nose
f.Honest I Did!
g.Disassociation
h.100% Proof

bonus track:
06.I Don't Know Its Name Alias The Word)
07.Aristocracy
08.It's Likely To Have A Name Next Week ('Winter Wine' instrumental demo)
09.Group Girl ('Golf Girl' first version)
10.Dissassociation / 100% Proof (new mix)

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