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UKのEMI/ヴァージンから、未発表曲等計3曲をボーナスで加えての、07年新規リマスターでのリシュー。スティーヴ・ヒレッジはロンドン出身のギタリストで、プログレ系リスナーには何よりゴンクでの活動で知られていると思うが、アザッケル(ユリエル)、カーン、システム7の他、ソロ活動でも名を馳せるカンタベリー・ロックのビッグ・ネームの1人。本作は、76年にUKヴァージンからリリースされたセカンド・ソロ・アルバムで、ゴング脱退後の最初の作品。トッド・ラングレンのプロデュースの下、ロジャー・パウエル、カシム・サルトン、ジョン・ウィルコックスのユートピアの面々が全面的にバックを担当、お馴染みのミケッテ・ジラウディの他、ドン・チェリー、ラリー・カルシュ、ソーニャ・マルキーネ等が曲によって適時ゲスト参加。概ね、ヒレッジがユートピアに入ったかのような様相で、ノリのよいバンド感のある演奏は素直にカッコよく、その意味では文句なしのスペイシー・ハード・プログレの好盤と思う。さらに、ドンのチベタン・トランペット＆ベル、カルシュとマルキーネのハーディ・ガーディとタブラが非常に上手い装飾的効果を放っていて、ヒレッジはその中で気持ちよくディレイ・ギターを弾きまくり、それらをトッドが的確な差配でコントロールしている感じ。楽曲・演奏共に申し分のない、プログレ然としたカッコいい1枚。ボーナスは、ザ・バーズのカヴァーで本作レコーディング時の未発表曲(7曲目)と、「グリーン」収録の「パーム・トゥリー」の原曲バージョン(8曲目)、76年のアルバム未収シングルB面(9曲目)の3曲で、こちらも十分に楽しめる。EUプレス盤
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Canterbury,Psyche,Jazz Rock / Jewel-case CD(2007 Re-master) / EMI,Virgin/UK,EU)
Steve Hillage(vo,g,g-syn)
Roger Powell(kbd)
Kasim Sulton(b)
John Wilcox(ds)
Larry Karush(tabla)
Miquette Giraudy(vo,vib)
Don Cherry(tp,per,bells)
Sonja Malkine(h-gurdy)
Producerd by Todd Rundgren
収録曲目
1.Hurdy Gurdy Man
2.Hurdy Gurdy Glissando
3.Electrick Gypsies
4.Om Nama Shivaya
5.Lunar Musick Suite
6.It's All Too Much
bonus track:
7.8 Miles High (backing track)
8.Maui (early version of "Palm Trees")
9.Shimmer
