UKのバッド・エレファント・ミュージックから、3面開きデジパックでのリリース。自主制作CD-R盤。ジョイン・ザ・ディンは、イタリア人ドラマーのリッカルド・カステッラーニが中心となって、18年にロンドンで結成されたグループ。22年にファースト「エレファンツ・イン・オータム・レイジ」をリリース、カステッラーニ自身は基本的にジャズに軸足を置きながらも、エレクトロニクス&実験色、民族音楽色、チェンバー・ロック色、プログレ色等々を盛り込んだ独特のジャズ・ロック系サウンドを展開。本作は、23年にリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、前作からのカステッラーニ、エマニュエラ・モンニ、チャーリー・ケイウッド(ex.ナイフワールド,ロスト・クラウンズ,etc)、リッチ・マスカット、ローナン・ペレット(ex.OKオーロラ,etc)の5人に、新たにジン・トリオー、アンナ・トロイトラーを加えた7人編成が基本、曲によってコンテンポラリー・ダンサーのキアーラ・コッラーディ、ボーカルのアントニオ・デ・リッリス、マイケル・マクミラン、アニェーゼ・ヴァッレ等々が適時ゲスト参加。前作の実験色、民族音楽色、チェンバー・ロック色などはある程度継承しつつも、ダンサンブルなレイヴ色が薄れ落ち着いたプログレ色が増しているというか、何よりナショナル・ヘルス辺りに通じるエレガントなカンタベリー・ジャズ・ロック感が顕れている印象。その意味では、ちょっと他ではあまり耳にしないミクスチャー具合のサウンドで、ミニマリスティックなリズム・パターンを主役として、様々な要素がゴッタ煮状態で飛び交い呼応し合う、非常に面白いアンサンブルを堪能出来る。涼やかな女性ボーカルや粘っこいケイウッドのベースも含め演奏は素直にカッコよく、聴き込むにつれ味わいが増すけっこうな好盤と思う。これは面白い!。尚、CD-R商品は一部の機器(PCなど)で再生・読み込みの際に不具合が生じる場合があります、ご了承下さいませ。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Canterbury,Chamber / Digi-Pack CDR(2023) / Bad Elephant Music/UK)
Riccardo Castellani(ds,per,syn,programming)
Emanuela Monni(ds,el-per)
Charlie Cawood(b)
Jin Theriault(p,vla)
Anna Treutler(vo,vln)
Rich Muscat(sax)
Ronan Perrett(sax)
Chiara Corradi(choreography)
Antonio de Lillis(vo)
Michael Mcmillan(vo)
Agnese Valle & Coro di Accordi e Disaccordi(vo)
Produced by Unknown
収録曲目
01.The Call
02.Lynch
03.Freak Carousel
04.Play Da Game (Fak Everybade)
05.Ince A Breath
06.Paranoia
07.Phases
08.And Faces
09.The Fight
10.We All Lost
11.Song
12.For A Light Revolution