UKのバッド・エレファント・ミュージックから、デジパックでのリリース。チャーリー・ケイウッドはロンドン出身のベーシスト兼マルチ奏者兼コンポーザーで、ギター・インスティチュートやロンドン現代音楽センターを卒業、ギター、リュート、ブズーキ、チター、ウード、シタール、ハーディ・ガーディ、琴等の弦楽器と作曲理論を習得した。現在はソロの他、ナイフワールド、ロスト・クラウンズ、トノクローム、クロニクルズ、メディヴァル・ベーベス、スパイダース・オブ・デスティニー等々のメンバーとしても幅広く活動している。本作は、19年にリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、メンバーは、各種ギター、ベース、エレクトロニクス等のケイウッドを軸に、曲によってトノクロームのスティーヴ・ホルムズ、ケイウッドがソロ・アルバムに参加したイヴァン・カーソン、アンサンブル・バッシュのキャサリン・リング、アイアムザモーニングのマリアナ・セムキナ等の他、弦楽器&管楽器隊が適時参加、ケイウッドとアミール・ショアトの共同プロデュース。概ね、前作の延長線上にある、室内楽調のアコースティックなチェンバー・プログレ方面変わらずで、クラシカルなアコースティック・ギターやベース、室内楽的な弦&管楽隊に、時折涼やかな女性ボーカルが絡む、非常にエレガントなインスト主体のサウンド。ミニマリスティックなリフ、フレーズを重層的に織り込んだ美しい楽曲とアレンジ、耳触りの柔らかい音色と演奏の静謐な佇まいは、カンタベリー的な品のよさ十分で、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。
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輸入盤
(Progressive/Psyche,Classic,Canterbery / Digi-Pack CD(2019) / Bad Elephant Music/UK)
Charlie Cawood(ac-g,el-g,ac-b,b,electronics,handclaps)
Maria Moraru(p,clst)
Steve Holmes(syn,electronics)
Robyn Hemmings(d-b)
Maddie Cutter(cello)
Alice Barron(vln)
Georgia Hannant(vln)
Julie Groves(fl,pclo)
Ben Marshall(eng-hrn)
Lucy Brown(fr-hrn)
Emily Suzanne Shapiro(clnt)
Thomas Stone(bson)
Nathaniel Dye(tb)
Beibei Wang(vib)
Catherine Ring(glocken)
Evan Carson(per,bdrn,cymbal,shaker,trgl,handclaps)
Amir Shoat(handclaps)
Marjana Semkina(vo)
Produced by Charlie Cawood & Amir Shoat
収録曲目
01.Dance Of Time
02.The Stars Turn
03.Falling Into Blue
04.Abyss Of Memory
05.The Dark Within
06.Blurring Into Motion
07.From Pure Air
08.A Severed Circle
09.The False Mirror
10.Flicker Out Of Being
11.Between Two Worlds
12.Voice Of Space