UKのウインターフォールド・レコードから、限定ペーパースリーヴ&2CDでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様で、17年新規リマスター&リミックス音源。ビル・ブルーフォードはケント州セヴンオークス出身のドラマーで、イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス、U.K.等々を渡り歩いた解説不要のビッグ・ネーム。ブルーフォードは、77年のファースト・ソロ「フィールズ・グッド・トゥ・ミー」のアネット・ピーコック以外の4人、ブルーフォード、デイヴ・スチュワート、アラン・ホールズワース、ジェフ・バーリンが新たに結成したグループ(ブルーフォードとホールズワースはU.K.経由)。本作は、80年5月のロンドンのヴェニューでのライヴ音源(ディスク1)と、80年の未発表アルバム用リハーサル・セッション音源(ディスク2)を収録したカップリング2枚組で、リミックスはジャッコ・ジャクスジク、17年の8枚組ボックス「シームス・ライク・ア・ライフタイム・アゴー」のバラ売り。メンバーは、どちらもブルーフォード、スチュワート、バーリン、ジョン・クラークの4人編成。ライヴは、おそらく意識してのことかも知れないが、「ブルーフォード・テープス」とあまりセレクトが重なっておらず、その意味でももう1つのライヴとして十分に楽しめる。「ランズ・エンド」、「ファイヴG」等も含め、ともかくもクラークが炸裂していて、バーリンのボーカルのハマりも意外に悪くなく、全員のクールなバカテクさは素直に圧巻。リハーサル・セッションは、断片が多くて少し落ち着かない感じで、あくまでセッションの途上という感じだが、その分アイデアを練っている過程が聴けて、わりと興味深く楽しめる。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Fusion,Canterbury / Paper-Sleeve 2CD(2020 '17 Re-master&Re-mix) / Winterfold Records/UK)
Bill Bruford(ds)
Dave Stewart(kbd)
John Clark(g)
Jeff Berlin(b,vo)
Produced by Unknown
収録曲目
(CD1 "Live At the Venue"):
01.Hell's Bells
02.Sample And Hold
03.Land's End
04.Joe Frazier
05.Gothic 17
06.Plans For J.D.
07.Age Of Information
08.Five G
(CD2 "4th Album Rehearsal Sessions"):
01.Hell's Midriff
02.Sketch 1
03.Restless Spirit
04.Hope
05.Consequential Circuits
06.Matching Green
07.Should've Been Something
08.There Is No Reward (instrumental)
09.Hooligan Juice 1
10.Hooligan Juice 2
11.Flat Bells, Claptraps And Trills
12.Sketch 2
13.Bedrock
14.Plotting The Heavens
15.Marrowbones And Cleavers
16.Prophet Motive
17.Sketch 1 ( Reprise)
18.Saturday, No School 8