USAのキュニフォーム・レコードから、22年新規リマスター&4面開きデジパック&3枚組でのリシュー。デイヴィッド・アレン、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジの4人でスタートしたソフト・マシーンは、ケント州カンタベリーで66年前後に勃興した、いわゆるカンタベリー・ロック・シーンの柱となるグループで、ゴング、ホール・ワールド、マッチング・モウル等の派生バンドと共に、数多のミュージシャン達に影響を与えリスペクトを受け続けるビッグ・ネーム。本作は、タイトル通り70年3月2日パリのムジーク・シアターでのライヴ音源&映像と、70年1月17日アムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ音源を収録した2CD+DVDで、リマスタリングされたTV放送用サウンドボード音源とオーディエンス音源をエディットして制作、DVDにはオーディエンス音源全体もボーナス収録。メンバーは、ワィアット、ラトリッジ、ヒュー・ホッパー、エルトン・ディーン、リン・ドブソンの5人編成で、パリのほうは基本08年ヴァオスプリント盤DVD「アライヴ・イン・パリス 1970」と同じだが、曲順をコンサート通りにして画質・音質も向上させたとあり、アムステルダムはオフィシャル初出。どちらも70年1~3月のドブソン在籍期で、火を吹くようなワイアットやクールなラトリッジ、淡々と上手いディーン、ウネウネのホッパーなど勿論他のメンバー達も申し分ないが、ソプラノ・サックス、フルート、ハーモニカ、ヴォイスを駆使してフロントを張るドブソンの存在感には際立った印象を受ける。数多あるソフツの発掘ライヴ音源の中でも彼がいると必ずカッコよかった憶えがあって、ともかくも全編に渡って圧巻&炸裂の申し分のないライヴ音源&映像と思う。NTSC/R0で問題なく観れる。素晴らしい!。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Psyche,Canterbury / Digi-Pack 2CD(2022 Re-master)+DVD(NTSC/R0) / Cuneiforn Records/USA)
Robert Wyatt(ds,vo)
Elton Dean(sax,saxello)
Lyn Dobson(sax,fl,hmca,vo)
Mike Ratledge(org,p)
Hugh Hopper(b)
Produced by Unknown
収録曲目
(CD1 "March 2, 1970, Theatre de la Musique, Paris, France"):
01.Eamonn Andrews
02.Mousetrap
03.Noisette
04.Backwards
05.Mousetrap (reprise)
06.Out-Bloody-Rageous
07.Facelift
08.Slightly All The Time
09.Moon In June / Vocal Improvisation
10.Esther's Nose Job / Pigling Bland
(DVD "March 2, 1970, Theatre de la Musique, Paris, France"):
01.Eamonn Andrews
02.Backwords
03.Mousetrap (reprise)
04.Out-Bloody-Rageous
05.Facelift
06.Vocal Improvisation
07.Esther's Nose Job / Pigling Bland
Audio bonus material(Entire concert (Audience Recording) March 2, 1970):
01.Eamonn Andrews
02.Mousetrap
03.Noisette
04.Backwards
05.Mousetrap (reprise)
06.Out-Bloody-Rageous
07.Facelift
08.Slightly All The Time
09.Moon In June
10.Vocal Improvisation
11.Esther's Nose Job / Pigling Bland
(CD2 "January 17, 1970, Concertgebouw, Amsterdam, The Netherlands"):
01.Facelift
02.Moon In June
03.12/8 Theme
04.Drum Solo
05.Esther's Nose Job / Pigling Bland