UK/EUのイーグル・ヴィジョンからのリリース。テイストは、アイルランドのコークで活動していたザ・アクシルズのリズム隊(エリック・キッテリンガムとノーマン・ダメリー)と、同じくコーク出身のロリー・ギャラガーが66年に結成したグループで、コークからベルファストに拠点を移して活動、68年にメジャー・マイナーからシングルをリリース後、ロバート・スティグウッド(クリームのマネージャー)の目に止まって、リズム隊を変えることを条件にポリドールと契約、ギャラガーとチーズのリズム隊(リチャード・マクラケンとジョン・ウィルソン)のトリオ編成でアルバム・デビューした。ギャラガーのデビュー・バンドで、当時第2のクリームと謳われたビッグ・ネーム。本作は、サブ・タイトル通り70年8月28日のワイト島フェスでのライヴ映像で、70年ビート・クラブのTVスタジオ・ライヴ映像3曲と、 プロモ・ビデオクリップ3曲をボーナス収録。メンバーは、ギャラガー、マクラケンとジョン・ウィルソンのトリオ編成。本編の4曲目以外は、71年ライヴ盤「ワイト島のテイスト(日本盤は73年リリース)」に収録されていて、おそらくある程度年季の入ったリスナーにとってはほとんど解説不要の内容と思うが、ともかくも動く姿が観れるという感動を堪能出来る。ラウドに炸裂するインプロを軸とした、バンド感十分の演奏は素直にカッコよく、演奏に没頭する感じのステージングもハマっていて、この線としては文句なしの好ライヴ映像と思う。ボーナス群も非常に楽しめた。NTSC/R0で普通にDVDプレイヤーで観れる。163分
輸入盤
(Blues&Swamp/Heavy Blues,Hard / DVD(2015 NTSC/R0) / Eagle Vision/UK,EU)
Rory Gallagher(g,vo)
Richard McCracken(b)
John Wilson(ds)
Produced by Unknown
収録曲目
"Live At The Isle Of Wight 1970":
1.What's Going On
2.Sugar Mama
3.Morning Sun
4.Gambling Blues
5.Sinner Boy
6.Same Old Story
7.Catfish Blues
bonus features:
"Beat Club 1970":
1.If The Day Was Any Longer
2.It’s Happened Before, It’ll Happen Again
3.Morning Sun
"P3 Music Promo Videos":
1.I’ll Remember
2.What's Going On
3.Born On The Wrong Side Of Time