ドイツ/UKのレパートリーから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様、21年新規リマスター盤。ストーン・ザ・クロウズは、アレックス・ハーヴェイの弟のレズリー・ハーヴェイが、ジョン・マクギニス、マギー・ベル等と共に68年にグラスゴーで結成したザ・パワーを母体としたグループ。ヨーロッパのクラブをロードする日々が続くが、69年秋にドイツのとあるクラブで演奏している所をレッド・ツェッペリンのマネージャーのピーター・グラントに見い出され、グループ名をストーン・ザ・クロウズに変えてデビューした。マギーのパワフルでブルージーなシャウト・ボーカルが、当時英製ジャニス・ジョプリンとして評判を呼び、ロビン・トロワー・バンド、ミッドナイト・フライヤー、フォーカス、サンダークラップ・ニューマン、ジョー・ソープ等々の数多の関連バンドがある。本作は、71年にUKポリドールからリリースされたサード・アルバムで、メンバーは、前作からのマギー、ハーヴェイ、コリン・アレンに、新たにロニー・リーヒー、スティーヴ・トンプソンを加えた5人編成、プロデュースはマーク・ロンドン。前作から若干ハード色が薄れ、パブ・ロック色が加味された印象で、R&Bやゴスペルを交えた楽曲のレイドバック感と、パブ・ロック調のバンド感、ブルージーな演奏がわりといい塩梅のマッチングを見せる。ボーカルがマギーだけになって、バランス的には安定したのかも知れない。音質もスリーヴの質感もよい。
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輸入盤
(Blues&Swamp/Blues,Swamp,Pub Rock / Paper-Sleeve CD(2021 Re-master) / Repertoire Records/German,UK)
Maggie Bell(vo)
Leslie Harvey(g)
Ronnie Leahy(kbd)
Steve Thompson(b)
Colin Allen(ds,per)
Producerd by Mark London
収録曲目
1.Big Jim Salter
2.Faces
3.Mr. Wizard
4.Don't Think Twice, It's All Right
5.Keep On Rollin'
6.Ailen Mochree
7.One Five Eight
8.I May Be Right, I May Be Wrong
9.Seven Lakes