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UK/EUのUMCから、18年新規リマスター＆2CDでのリシュー。ロリー・ギャラガーはアイルランドのコーク出身のギタリストで、ドイツでの武者修行的活動から66年に帰郷後テイストを結成、第2のクリームと謳われジミヘンからもリスペクトされるギター・ヒーローとなったが70年に解散、以降は95年にアルコール禍で他界するまでブルース・ロックのビッグ・ネームとしてソロ活動を展開した。本作は、99年にUKのRCA/カポからリリースされたBBC音源集で、ディスク1が73年～79年の「BBCライヴ・イン・コンサート」、ディスク2が71年～86年のスタジオ・ライヴ音源からのセレクトを収録した2枚組。メンバーは、ギャラガー、ルー・マーティン(ex.キリング・フロアー,ニッキー・バークレー・バンド,etc)、ゲリー・マカヴォイが固定、ドラムは曲によってロッド・デアス(ex.キリング・フロアー,etc)、テッド・マッケンナ(ex.ティア・ガス,センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド,etc)、ウィルガー・キャンベル、ブレンダン・オニール。テイストの流れの延長線上ともいえる、バンド感の強いハードな盛り上がりが中心の70年代前～後期、より枯れたシブ味が顕われてきて円熟味が増していった70年代末～80年代期と、どちらも咽び泣くという形容がハマるギターを存分に堪能出来る。文句なしの太くて重いブルース・ロックというか、テクニカルな弾きまくり感は圧巻で、負けじとリズム隊やエレピも炸裂している音源が多く、ともかくも演奏は素直にカッコいい。本作は、ギャラガーのギターを聴くにはもってこいというか、作品数が多くてどれを聴いていいのか迷ってる人には格好の入門編かも知れない。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Heavy Blues,Psyche,Hard / Jewel-case 2CD(2018 Re-master) / UMC/UK,EU)
Rory Gallagher(vo,g,hmca)
Lou Martin(kbd)
Gerry McAvoy(b)
Rod de'Ath(ds)
Ted McKenna(ds)
Wilgar Campbell(ds)
Brendan O'Neill(ds)
Produced by J. Griffin, T. Wilson,etc
収録曲目
(Disc1/In Concert):
01.Calling Card (20/1/77)
02.What In The World (1/2/73)
03.Jacknife Beat (20/1/77)
04.Country Mile (13/1/79)
05.Got My Mojo Workin' (13/1/79)
06.Garbage Man (1978)
07.Roberta (1978)
08.Used To Be (13/1/79)
09.I Take What I Want (20/1/77)
10.Cruise On Out (20/9/79)
(Disc2/Studio):
01.Race The Breeze (1973)
02.Hands Off (1973)
03.Crest Of A Wave (1971)
04.Feel So Bad (1972)
05.For The Last Time (1971)
06.It Takes Time (1971)
07.Seventh Son Of A Seventh Son (1973)
08.Daughter Of The Everglades (1973)
09.They Don't Make Them Like You (1974)
10.Tore Down (1972)
11.When My Baby She Left Me (1986)
12.Hoodoo Man (1972)
