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UK/EUのUMCから、18年新規リマスター＆2CDでのリシュー。ロリー・ギャラガーはアイルランドのコーク出身のギタリストで、ドイツでの武者修行的活動から66年に帰郷後テイストを結成、第2のクリームと謳われジミヘンからもリスペクトされるギター・ヒーローとなったが70年に解散、以降は95年にアルコール禍で他界するまでブルース・ロックのビッグ・ネームとしてソロ活動を展開した。本作は、77年12月にサン・フランシスコのヒズ・マスターズ・ホイールズ・スタジオでレコーディングされたがオクラ入となったアルバム用スタジオ音源(CD1)で、79年12月のオールド・ウォルドルフでの未発表ライヴ音源(CD2)と共に、「ノーテス・フロム・サン・フランシスコ」と題して、11年にUKカポ／ソニー・レガシーから発掘音源盤としてリリースされた2枚組。メンバーは、77年スタジオがギャラガー、ゲリー・マカヴォイ、ルー・マーティン(ex.キリング・フロアー,ニッキー・バークレー・バンド,etc)、ロッド・デアス(ex.キリング・フロアー,スクリーミング・ロード・サッチ,etc)の4人編成を基本に、曲によってジョー・オドンネル(ex.イースト・オブ・エデン,ヘッドストーン,etc)、マーティン・フィエロ(ex.マザー・アース,etc)が適時ゲスト参加、プロデュースはエリオット・メイザー、79年ライヴはギャラガー、マカヴォイ、テッド・マッケンナ(ex.ティア・ガス,SAHB,MSG,etc)のトリオ編成。スタジオ音源は、78年「フォト・フィニッシュ」に再録された曲も含め、わりと洗練されたサウンドメイキングだが、従来のソリッドな勢いのよさは担保されていて素直にカッコよく、ギャラガーがオクラ入にした理由はよくわからない。ライヴ音源は、ともかくも勢い十分でマッケンナのドラムのハマりもよく、ブルース・ロック系愛好家は文句なしに楽しめると思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Heavy Blues,Hard / Jewel-case 2CD(2018 Re-master) / UMC/UK,EU)
Rory Gallagher(vo,g,hmca)all
Gerry McAvoy(b)all
Lou Martin(kbd)studio
Rod de'Ath(ds,per)studio
Ted McKenna(ds)live
Joe O'Donnell(el-vln)studio
Martin Fiero(sax)studio
Produced by Elliot Mazer(studio)
収録曲目
(CD1/Studio):
01.Rue The Day
02.Persuasion
03.B Girl
04.Mississippi Sheiks
05.Wheels Within Wheels
06.Overnight Bag
07.Cruise On Out
08.Brute Force & Ignorance
09.Fuel To The Fire
bonus tracks:
10.Wheels Within Wheels (Alternate Version)
11.Cut A Dash
12.Out On The Tiles
(CD2/Live):
01.Follow Me
02.Shinkicker
03.Off The Handle
04.Bought And Sold
05.I'm Leavin'
06.Tattoo'd Lady
07.Do You Read Me
08.Country Mile
09.Calling Card
10.Shadow Play
11.Bullfrog Blues
12.Sea Cruise
