ドイツのハイパーテンション・ミュージックから、14年新規リマスターでのリシュー。ロジャー・チャップマンはレスターシャー州レスター出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、何よりファミリーやストリートウォーカーズでの活動で知られていると思う。78年からソロに転じて以降も、バック・バンドのショットリストとの活動の他、ティム・ヒンクレー等とのリフバーグラーズや、マイク・オールドフィールドのアルバムへの参加等々、現在もマイペースで活動を続けるビッグ・ネームの1人。本作は、07年にUKミスティックからリリースされたソロ名義アルバム「ワン・モア・タイム・ フォー・ピース」から、1曲をカットして新曲3曲を追加収録、曲順も変更した変則リシュー盤。メンバーは、ボーカル&タンバリンのチャップマンを軸に、ジム・クリーガン(ex.ブロッサム・トゥズ,ファミリー,etc)、ミッキー・ムーディ(ex.トラムライン,スナッフ,ホワイトスネイク,etc)、スティーヴ・シンプソン(ex.ショットリスト,リフバーグラーズ,スリム・チャンス,etc)、マックス・ミドルトン(ex.ジェフ・ベック・グループ,ハミングバード,etc)、ロジャー・コットン(ex.ライフ,ピーター・グリーン,etc)、ティム・ハリース(ex.アースワークス,スティーライ・スパン,etc)、ヘンリー・スピネッティ(ex.ジュダス・ジャンプ,ハスラー,ツンドラ,ピート・フレンチ,etc)等々がバックを担当。概ね、ブルース基調の楽曲をスワンピーな演奏で展開していて、クセのあるチリメン・ボーカルは健在。バンド感が担保されたバックも濃密で素直にカッコよく、この線としては普通に悪くない好盤と思う。
輸入盤/デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Heavy Blues,Hard / Jewel-case CD(2014 Re-master) / Hypertension Music/German,EU)
Roger Chapman(vo,tbrn)
Jim Cregan(el-g,ac-g,vo)
Micky Moody(el-g,ac-g,sl-g,dobro)
Steve Simpson(el-g,ac-g,sl-g,mdln,fdl,vo)
Max Middleton(p)
Ian Gibbons(org)
Roger Cotton(org)
Tim Harries(b)
Henry Spinetti(ds)
Sonny Spider(hmca,vo)
Bobby Tench(vo)
Produced by Unknown
収録曲目
01.The 7th Floor! Teach Me How It Walks
02.Oh Brother, Take Me Now
03.EZ Train
04.Hell Of A Lullaby
05.All Too Soon
06.The Only Rose
07.Sweet Bird
08.All Night Paradise
09.One More Time For Peace
10.Devil Gotta Son
11.Naked Hearts
12.Heading Back To Storyville
13.Jerusalem