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UKのエソテリックから、22年新規リマスター＆3面開きデジパック＆2CDでのリシュー。ピーター・バーデンスはロンドン出身のキーボーティストで、何よりキャメルでの活動で知られていると思うが、65年にゼムに短期間加入後、ショットガン・エクスプレスやザ・ヴィレッジを結成、72年のキャメル結成までに2枚のソロ・アルバムもリリースしていて、フリートウッド・マック人脈のブルース・ロック界隈では知られた存在だったようだ。本作は、70年のファーストと71年のセカンドの2枚のソロ・アルバム全曲(オリジナルはどちらもUKトランスアトランティック)に、69年のザ・ヴィレッジ名義シングル両面2曲、ファースト録音時のアウトテイク1曲、71年のフランス・オンリー・シングル両面2曲の、計5曲をボーナス収録した2枚組アンソロジー盤。メンバーは、ファーストがバーデンス、ピーター・グリーン、ブルース・トーマス、レグ・イザドラ、アラン・マーシャル、リンダ・ルイス、スティーヴ・エリス等々、セカンドがバーデンス、イザドラ、ヴィクター・ブロックス、ヴィク・リントン、ジョン・オーウェンアンディ・ジー、ライザ・ストライク等々。どちらも、ブルージーなギターとオルガンを軸としたハード＆ヘヴィなブルース・ロックを展開していて、特に、ワウを多用するグリーンの泣きのギターは素直にカッコよく、ブロックスのヴァイオリンのハミ出し感も面白い。キャメル方面のプログレ色を期待するとスカされるが、2作品とも全体にアンサンブルはかなり真っ当でノリもよく、いい塩梅のクサレ具合とバンド感が担保された、演奏A級センスB級の好盤と思う。
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輸入盤
(Blues&Swamp/Blues,Swamp,Hard / Digi-Pack 2CD(2022 Re-master) / Esoteric Recordings/UK)
Peter Bardens(org,p,vo)all
Peter Green(g)1
Bruce Thomas(b)1
Reg Isadore(ds)all
Rocky(per)1
Alan Marshall(vo,per)1
David Wooley(vo)1
Linda Lewis(vo)all
Steve Ellis(vo)1
Vic Linton(g)2
Victor Brox(vln,j-harp,vo)2
John Owen(b)2
Reg Isadore(ds,per)2
Andy Gee(g)2
Liza Strike(vo)2
Producerd by Peter Bardens(both)
収録曲目
(CD1 "The Answer (1970/1st)"):
01.The Answer
02.Don't Goof With A Spook
03.I Can't Remember
04.I Don't Want To Go Home
05.Let's Get It On
06.Homage To The God Of Light
bonus track:
07.Man In The Moon (1969 Single by VILLAGE)
08.Long Time Coming (1969 Single by VILLAGE)
09.Long Ago, Far Away (recorded at Sound Technique Studio 1970)
(CD2 "Peter Bardens (1971/2nd)"):
01.North End Road
02.Write My Name In The Dust
03.Down So Long
04.Sweet Honey Wine
05.Tear Down The Wall
06.Simple Song
07.My House
08.Feeling High
09.Blueser
bonus track:
10.Homage To The God Of Light Part1 (French single 1971)
10.Homage To The God Of Light Part2 (French single 1971)
