ドイツ/UKのレパートリーから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。紙ジャケ仕様、21年新規リマスター盤。マギー・ベルはスコットランドのグラスゴー出身のシンガーで、何よりストーン・ザ・クロウズのボーカリストとして著名だが、クロウズ在籍中のロッド・スチュワートのアルバムへの客演や、クロウズ解散後のソロ、ミッドナイト・フライヤー、ブリティッシュ・ブルース・クィンテットとその後身のジョン・ロード・ブルース・プロジェクト等々の活動も含め、日本では『イギリスのジャニス・ジョプリン』のレッテルでも知られているかも知れない。本作は、74年にUSAアトランティックとUKポリドールからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、クロウズ解散後にニューヨークに渡ってレコーディングされた。メンバーは、ボーカルのマギーを軸に、スティーヴ・ガット、チャック・レイニー、バリー・ゴールドバーグ、リチャード・ティー、コーネル・デュプリー、レジー・ヤング、ヒュー・マクラケン等々が曲によって適時参加、プロデュースはジェリー・ウェクスラー。ジャズ/フュージョン系の豪華なミュージシャン達がバックを担当していて、都会的なクロスオーヴァー感とブルージーなレイドバック感が交叉する、ジャジー&アメリカンなロック・ボーカル・サウンドを展開。ブルース、スワンプ、R&Bの要素をジャズ・テイストで括った感じで、泥臭さを抑えた少しオシャレな仕上がりだが、マギー従来のお転婆感もある程度担保されていて、例えばウィスキーをロックでチビチビやる夜に合う好盤と思う。
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輸入盤
(Blues&Swamp/Blues,Pub Rock,Soul,Jazz / Paper-Sleeve CD(2021 Re-master) / Repertoire/German,UK)
Maggie Bell(vo)
Cornell Dupree(g)
Reggie Young(g)
Hugh McCracken(g)
John Hughey(g)
Leon Pendarvis(kbd)
Richard Tee(kbd)
Barry Goldberg(kbd)
Chuck Rainey(b)
Bill Salter(b)
Steve Gadd(ds)
Ralph McDonald(per)
Producerd by Jerry Wexler
収録曲目
01.Caddo Queen
02.A Woman left Lonely
03.Souvenirs
04.After Midnight
05.Queen Of The Night
06.Oh My My
07.As The Years Go Passing By
08.Yesterday's Music
09.We Had It All
10.The Other Side
11.Trade Winds