UKのエンジェル・エアーからのリリース。リンダ・ホイルはロンドン出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、何よりアフィニティのボーカリストとして知られていると思う。アフィニティ解散後、71年にソロ・アルバム「ピーセズ・オブ・ミー」をリリース、アルバムのバックを務めたカール・ジェンキンスやジョン・マーシャル等のニュークリアス人脈のミュージシャン達と共に73年頃まで活動していたが、その後音楽活動から引退していた。本作は、「ピーセズ・オブ・ミー」から44年振りにリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、メンバーは、ボーカルのリンダ、ギター、ベース、プログラミング等と作曲、プロデュースのモ・フォスター、アコースティック・ギター、キーボードと作曲のオリヴァー・ホワイトヘッド辺りを中心に、曲によってレイ・ラッセル(ex.ロック・ワークショップ,ショパン,etc)、ダギー・ボイル(ex.キャラヴァン,etc)、ピーター・ヴァン・フーケ(ex.スタックリッジ,etc)、B.J.コール、ゲイリー・ハズバンド、コリーナ・シルヴェスター等が適時参加、スリーヴ・デザインはロジャー・ディーン。概ね、ブルースを基調としたジャジーなサウンドを展開していて、楽曲はわりとキャッチーでロックというよりはほとんどポップスといった印象だが、リンダのボーカル自体はアフィニティや「ピーセズ・オブ・ミー」時代とあまり変わっておらず、ファルセットへのぬけ方や少し掠れる伸ばし方、語尾の切り方など、特徴的なクセはほぼそのままの感じ。全体にバックは控え目だが的確で、リンダのボーカルを十分に引き立てていて、適度に湿ったアンバーな空気感がしっとりと落ち着いた雰囲気を演出している。強いインパクトはないかも知れないが、エレガントな大人の味わいの流していて心地好い好盤と思う。
輸入盤/デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Blues,Jazz,Pops,SSW / Jewel-case CD(2015) / Angel Air/UK)

Linda Hoyle(vo)
Oliver Whitehead(ac-g,kbd)
Mo Foster(b,g,per,program,etc)
Ray Russell(g)
B.J. Cole(ps-g)
Dougie Boyle(g,sitar)
Jim Watson(el-p,org)
Bill Worrall(p,church-org)
Nick Nicholas(d-b)
Gary Husband(ds,el-p)
Peter Van Hooke(ds)
Corrina Silvester(per)
George Shilling(cello)
Chris Haigh(fdl)
Julian Littman(mdln,acdn)
Chris Biscoe(sax)
Rupert Cobb(tp)
Wendy Hoile(vo)
Jack Hey(sound design)
& Others
Produced by Mo Foster
収録曲目
01.The Fetch
02.Cut And Run
03.Confessional
04.Brighton Pier
05.It's The World
06.Fortuna
07.Snowy Night
08.West Of The Moon
09.Maida Vale
10.So Simple
11.Earth And Stars
12.Acknowledgements



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