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UKのエンジェル・エアーからのリリース。ヘヴィ・ゼリーは、すでにソリストとして成功していたジャッキー・ロマックス(ex.アンダーテイカーズ,バジャー,etc)が、元エインズレー・ダンバー・リタリエイション(ADR)のジョン・モーシェッド、元ロード・サッチ＆ザ・サヴェージズのカルロ・リトル等と69年に新たにロンドンで結成したグループ。本作は、70年にレコーディングされながら、ロマックスのソロ時代のアップル・レコードとの契約トラブルからオクラ入となった唯一のアルバムで、少数制作されたプロモ盤が著名コレクターズ・アイテムとしても知られる1枚。メンバーは、ロマックス、モーシェッド、ADR時代のモーシェッドの僚友アレックス・ドモチョウスキー(aka.エロニウス/ex.フランク・ザッパ,etc)、バリー・ジェンキンス(ex.エリック・バードン＆ザ・アニマルズ,etc)の4人編成が基本だが、2,6曲目のドラムはマイク・ケリー(ex.スプーキー・トゥース,スリー・マン・アーミー,パリッシュ＆ガーヴイッツ,etc)の他、ボビー・キーズ(ex.ローリング・ストーンズ,etc)、ジム・プライス(ex.オーディエンス,デラニー＆ボニー,etc)、バッド・フィンガーのピート・ハムとトム・エヴァンス等が適時ゲスト参加している。概ね、サイケの残滓を引き摺ったブルース・ロック調サウンドを展開していて、ロマックスよりもモーシェッドとドモチョウスキーが演奏の軸という感じで、結果として2人のいたADR辺りに近似する印象。楽曲のキャッチーさとアングラなサイケ感、素直にカッコいいヘヴィな演奏の煮え切らないマッチング加減が、B級の味わいを生んでいてけっこう楽しめる。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Blues,Psyche / Jewel-case CD(2014) / Angel Air/UK)
Jackie Lomax(vo,g,p)
John Moorshead(g,vo)
Alex Dmochowski(b)
Barry Jenkins(ds)
Mike Kellie(ds)
Pete Ham(vo)
Tom Evans(vo)
Bobby Keys(sax)
Jim Price(tp,tb)
Produced by Jackie Lomax & Heavy Jerry
収録曲目
1.You Better Let Me Know
2.Born For Something
3.Too Complicated
4.Just Don't Feel So Good
5.F-F-F-Females
6.Bio Blues
7.If You'd Like To
8.Take Me Down To The Water
