ドイツのレパートリーから、アルバム未収シングル等6曲をボーナスで加えての、09年新規リマスター&ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様で、音質はクリアで迫力もあって非常によい。グラハム・ボンドはエセックス州ラムフォード出身のオルガニスト兼管楽器奏者で、60年のゴーディー・チャールズ・クィンテットを皮切りに、ドン・レンデル・クィンテット、アレクシス・コナーズ・ブルース・インコーポレイテッドを経て、グラハム・ボンド・クァルテット、グラハム・ボンド・オーガニゼイション(GBO)を結成、他にもピート・ブラウンとのデュオ・ユニットやジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース等々幅広い活動を見せたが、74年にドラッグ禍で電車に飛び込み自殺した。本作は、65年にUKコロムビアからリリースされたGBO名義セカンド・アルバムで、メンバーは、前作と同じボンド、ベイカー、ディック・ヘクトール・スミス、ジャック・ブルースの4人編成、プロデュースもロバート・スティグウッド。概ね、前作同様にモンド&ヒップなボンドのハモンド・オルガンとヘクトール・スミスのジャジーなサックス、ブルースとベイカーの流暢にドライヴするリズム隊が、R&Bとジャズをサイケで括ったブルース・ロックを展開しているが、インスト・パートの比重が増えていて前作よりは演奏指向が強い印象。ハモンド・オルガンにレズリー・スピーカーという組み合わせや、メロトロンの使用もボンドが最初といわれていて、そのような観点も含め面白く楽しめる好盤と思う。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Blues&Swamp/Blues,R&B,Jazz,Psyche / Paper-Sleeve CD(2009 Re-master) / Repertoire/German)
Graham Bond(vo,org,sax,mltn)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Jack Bruce(vo,b)
Ginger Baker(ds)
Producerd by Robert Stigwood
収録曲目
01.Who's Afraid Of Virginia Woolf?
02.Hear Me Calling Your Name
03.The Night Time Is The Right Time
04.Walkin' In The Park
05.Last Night
06.Baby Can It Be True?
07.What'd I Say?
08.Dick's Instrumental
09.Don't Let Go
10.Keep A'Drivin'
11.Have You Ever Loved A Woman?
12.Camels & Elephants
bonus track:
13.Lease On Love
14.My Hearts In Little Pieces
15.Saint James Infiirmary
16.Soul Tango
17.You've Gotta Have Love Babe
18.I Love You