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UKのHNEレコーディングスから、限定4CDボックス・セットでのリシュー。特にリマスター表記はないが音質はクリアでよい。バック・ストリート・クロウラーは、フリー脱退後のポール・コゾフが、73年のソロ・アルバム「バック・ストリート・クロウラー」制作後、ブルーンツのテリー・ウィルソン、トニー・ブラウナゲル、マイク・モンゴメリーとともに74年にロンドンで結成したグループで、ボーカルにはオーディションを経て元ベケットのテリー・ウィルソン・スレッサーが加入した。コゾフ最後のバンドということもあってか、ブルース・ロック系のリスナーにはよく知られた存在。本作は、75年ファースト「バンド・プレイズ・オン」、76年セカンド「セカンド・ストリート」の全2枚のスタジオ・アルバムに、75年6月15日のロンドンのクロイドン・フェアフィールド・ホールと、76年3月3日のロスのスターウッド・クラブでのライヴ音源2つ、未発表＆アウトテイク・スタジオ音源4曲をボーナス収録した4枚組で、紙ジャケ仕様の4枚とブックレットを三方背アウタースリーヴに収納。オリジナルのリリースは、ファーストとセカンドがUKアトランティック、クロイドンが83年UKストリート・チューンズ、スターウッド・クラブは「ザ・ブルーエスト・ソウル」等のタイトルで知られる著名ブートレグで、おそらく初オフィシャル・リリース。メンバーは、ファーストとクロイドンがコゾフ、ウィルソン・スレッサー、モンゴメリー、ウィルソン、ブラウナゲルの5人編成、セカンドとロスはモンゴメリーがジョン・バンドリック(aka.ラビット)に交代した5人編成。基本的には、フリーに少々のソウル＆ファンク色を加味したようなサウンドを展開していて、コゾフの泣きのギターが十分に担保されているという意味では、フリーの元メンバー絡みの諸作の中では最も直系という印象。クロイドンは勿論、コゾフ最後のライヴ音源とされるロスも素直にカッコよく、ボーナスの未発表＆アウトテイクもそこそこ楽しめる。EUプレス盤
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輸入盤／限定プレス
(Blues&Swamp/Blues,Soul,Funk / Paper-Sleeve 4CD BOX(2020) / HNE Recordings/UK,EU)
Paul Kossoff(g)all
Terry Wilson-Slesser(vo)all
Mike Montgomery(kbd,vo)1,1975live
John Bundrick(kbd,vo)2,1976live
Terry Wilson(b,g)all
Tony Braunagel(ds,vo)all
Produced by Back Street Crawler(1,2)
収録曲目
(CD1 "Band Plays On (1975/1st)"):
01.Who Do Women
02.New York, New York
03.Stealing My Way
04.Survivor
05.It's A Long Way Down To The Top
06.All The Girls Are Crazy
07.Jason Blue
08.Train Song
09.Rock & Roll Junkie
10.The Band Plays On
(CD2 "2nd Street (1976/2nd)"):
01.Selfish Lover
02.Blue Soul
03.Stop Doing What You're Doing
04.Raging River
05.Some Kind Of Happy
06.Sweet, Sweet Beauty
07.Just For You
08.On Your Life
09.Leaves In The Wind
(CD3 "Live At Fairfield Halls Croydon (1975/Live)"):
01.The Band Plays On
02.Sidekick To The Stars
03.It's A Long Way Down To The Top
04.New York New York
05.Train Song
06.Survivor
07.Stealing My Way
08.All The Girls Are Crazy
09.Jason Blue
10.Rock'n'Roll Junkie
11.Molten Gold
12.The Hunter
13.We Won
14.Bird Song Blues
(CD4 "Final Performance (1976/Live)"):
01.Who Do Women
02.Stealing My Way
03.Cheat On Me
04.Common Mortal Man
05.Train Song
06.Just For You
07.It's A Long Way Down To The Top
bonus track(studio recordings):
08.Jason Blue (outtake)
09.Evening Time (unreleased)
10.It's A Long Way Down To The Top (outtake)
11.She's Gone (unreleased)
