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韓国のビッグ・ピンク・ミュージックから、19年新規リマスター＆限定ペーパースリーヴでのリシュー。コーティング＆見開き紙ジャケ仕様、インサート入、オビ付。ブロンコは、アラン・ボウン・セットを辞めたジェス・ローデンが、シェイクダウン・サウンド時代の僚友達と69年に新たに結成したグループで、本作は71年にUKアイランドからリリースされたセカンド・アルバム。メンバーは、前作と同じローデン、ロビー・ブラント(ex.シルヴァーヘッド,チキン・シャック,ブロークン・グラス,etc)、ケヴィン・ギャモンド、ジョン・パステルナーク、ピート・ロビンソン(クォーターマスのキーボーティストとは別人)の5人編成を基本に、曲によってモット・ザ・フープルのイアン・ハンター、ミック・ラルフス、フォザリンゲイのトレヴァー・ルーカス等が適時ゲスト参加、バンドとリチャード・ディグビー・スミスの共同プロデュース。概ね、前作からのスワンプ・ロック色を基調としながらも、ブルージーなバンド感やソウルフルなくぐもった情感を上手く織り込んでいて、枯れたいなたさとメロディアスな洗練感がいい塩梅で交叉。アコギも交えたギター・アンサンブルは、派手ではないが非常に上等で、淡さとディープさが同居するボーカル＆コーラスとのマッチングがよく、ギター・ソロの盛り上がりもハマっている。全体に、楽曲の適度なキャッチーさがアンバーな木漏れ日感に収束する感じで、粘っこいノリの演奏も素直にカッコよく、心地好い空気感の好盤と思う。
輸入盤／限定プレス
(Blues&Swamp/Swamp,Folk Rock,Soul / Paper-Sleeve CD(2019 Re-master) / Big Pink Music/Korea)
Jess Roden(vo,ac-g,hmca,p,per)
Robbie Blunt(el-g,ac-g,vo)
Kevyn Gammond(el-g,ac-g,vo)
John Pasternak(b,vo)
Pete Robinson(ds,per,vo)
Paul Davenport(p)
Ian Hunter(p)
Mick Ralphs(org)
Terry Allen(org)
Trevor Lucas(vo)
Paul Bennett(vo)
Produced by Bronco & Richard Digby Smith
収録曲目
1.Amber Moon
2.Time Slips Away
3.Some Uncertainty
4.Woman
5.New Day Avenue
6.Discernible
7.Sudden Street
8.Joys And Fears
