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USAのライオン・プロダクションからのリシュー。特にリマスター表記はないが音質はクリアでよい。ザ・サード・エステートはルイジアナ州ケントウッド出身のデュオ・グループで、小・中学校の同級生だったチャス・ハレルとロバート・エヴァレットが68年に結成したザ・ジーロッツを母体としている。70年にアゴニステスに改名して本格的に活動を開始し、大学生となった73年にローカル・レーベルのアヴェニュー・レコードからシングルをリリース、アルバム用音源もレコーディングするがオクラ入となる。そのオクラ入音源の一部を流用する形で、74年にザ・サード・エステートに改名して改めてアルバム・レコーディングを行い、76年に「イヤーズ・ビフォア・ザ・ワイン」のタイトルで500枚プレスの自主制作盤としてリリースした。本作は、前述のサード・エステート「イヤーズ～」をディスク1に、アゴニステスのオクラ入アルバム用音源とシングル、未発表デモ音源等をディスク2に収録した2枚組。メンバーは、ハレルとエヴァレットのデュオを基本に、ザ・サード・エステートはジェリー・ラング、フェイ・フィックリン、アゴニステスはランディ・カトラー、アラン・マギー等々が曲によって適時参加。サード・エステートもアゴニステスも、どちらの作品も元々フランス革命をモチーフとしたコンセプト・アルバムだそうで、6&12弦アコギのストロークやアルペジオと、時折ファズやワウもカマせるエレキ・ギター、ドラム＆ベースを適時絡めたアシッド・フォーク・ロック調サウンドを展開。女性ボーカルが素敵なディスク1の2曲目も含め、全体にわりとメロディアスな佳曲が多く、概ね木漏れ日＆ドリーミー系として悪くない。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Acid Folk/Psyche,Folk Rock,Progressive / Jewel-case 2CD(2008) / Lion Productions/USA)
Chuck "Chas" Harrell(vo,ac-g,el-g,12-g,saw,hammer)
Robert Everett(vo,el-g,ac-g,12-g,b,w-chimes,p,org,per,effect)
Jerry Lang(ds,guiro,bell,claves)
Fae Ficklin(vo)
Randy Cutrer(b)AGONISYTES
Allan McGehee(ds)AGONISYTES
B.P.(ds)AGONISYTES
Musicians from L.S.U.(strings,rcdr)AGONISYTES
Produced by The Third Estate
収録曲目
(Disc One):
"THE THIRD ESTATE/Years Before The Wine 1974":
01.Years Before The Wine
02.Useless Things
03.Look At Me
04.Kings
05.Puppet City
06.Think It's Time
07.The Third Estate
(Disc Two):
"AGONISYTES/Unreleased Album 1973":
01.Agonistes Funeral
02.Sing His Song
03.Think About That
04.Sorrow's Death
05.The Sun And The Season
06.Searching
07.Thought I Heard You Calling
08.Resurrection
bonus track:
"AGONISYTES 1973 single":
09.Thought I Heard You Calling
10.Sing His Song
"Pre AGONISYTES/THE THIRD ESTATE Naterial":
11.Years Before Wine (1973)
12.Teenage Love (1968)
13.Brand New Day (1971)
14.Death Of A Musican (1971)
