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SALLY ANNE MORGAN/Carrying (2023/3rd) (サリー・アン・モーガン/USA)

USAのスリル・ジョッキーから、ペーパースリーヴでのリリース。紙ジャケ仕様。サリー・アン・モーガンはノース・カロライナ州西部のアッシュビル出身のトラディシャンで、12年にブラック・ツイグ・ピッカーズに加入、17年にサラ・ルイーズとハウス・アンド・ランドを結成、20年にソロ・ファースト「スレッド」をリリースした。アパラチア山脈地方のトラッド&フォーク・ソングを基調として、即興やミニマル・ミュージック、ドローン等の要素を織り交ぜた独特の試みを軸に、前述のバンドやユニットとソロを並行して活動している。本作は、23年にリリースされたソロ名義サード・アルバムで、メンバーは、サリー・アン、アンドリュー・ジン、ジョセフ・デジャネット、ネイサン・ボウルズの4人を核に、曲によってルー・ターナー、ジョセフ・オコンネル、マシュー・オコンネル、リプリー・ジョンソン等々が適時参加。トゥリーズ等でも知られる著名トラッド曲の6曲目と、ランブリン・ジャック・エリオットのカヴァーの7曲目以外は、サリー・アンのペンによるオリジナルのようだが、全編に渡ってアパラチアン・トラッド的な枯れた木漏れ日感が漂っていて、前に出ない感じの寸止め的くぐもり感とセピア調の儚さが交叉。この、涼やかでゆったりしたスワンピーなルーズさは、カレン・ダルトンやジーン・リッチー、アンナ&エリザベス辺りともそれぞれ近からず遠からずの印象で、アコギ、エレキ・ギター、バンジョー、フィィドル等の弦楽器を軸としたアンサンブルもシンプルだが的を射ていて、独特のヨレを内包するサリー・アンの脱力ボーカルとのハマりも十分。淡い情感が乾いたアンバー感に収束する、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。サラ・バックマンによる、山椒魚モチーフのスリーヴも素敵。

輸入盤
(Acid Folk/Psyche,Appalachian Trad,Swamp / Paper-Sleeve CD(2023) / Thrill Jockey/USA)

SALLY ANNE MORGAN/Carrying (2023/3rd) (サリー・アン・モーガン/USA)

価格:

2,980円 (税込)

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SALLY ANNE MORGAN/Carrying (2023/3rd) (サリー・アン・モーガン/USA)

Sally Anne Morgan(vo,ac-g,el-g,fdl,bjo)
Andrew Zinn(el-g,tenor-g,fretless-bjo)
Joseph Dejarnette(b)
Nathan Bowles(ds)
Lou Turner(fl)
Joseph O'Connell(b,vo)
Matthew O'Connell(syn,tape-loop,g)
Ripley Johnson(el-g)

Produced by Unknown


収録曲目
1.Beekeeper
2.The Center
3.Dawn Circle
4.Summerwater
5.Awake
6.Street Of Derry
7.Diamond Joe
8.Song For Arthur

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