リトアニアのマンジャリ・リラから、ボーナス1曲を加えての、3面開きデジスリーヴでのリリース。マンジャリ・リラは、おそらくVytaute Pupsyteの名前で13年頃からシンガーやキーボーティスト、舞台パフォーマーとして活動しているリトアニアの女性シンガー・ソング・ライター(SSW)で、本作は22年に自主制作盤としてリリースされた(只今のところ)マンジャリ・リラ名義ファースト・アルバム。メンバーは、ボーカルのマンジャリ、レコーディング&ミックス兼任のパウロウス・アドメナスを核に、曲によってVytis Smolskas、Juris Benaitis、Laimonas Jancas、Tomas Satas、Saulius Petreikis、Gediminas Maciulskis、Bhakti Madhuri Dasi等々が適時参加。マンジャリ自身のヨガ思想やインド音楽への傾倒やアドメナスの存在から、巷ではプルナマシ・ヨガマヤ方面としての言及が多く、確かに涼やかなスピリチュアル感辺りはほぼその線に近似している印象。英語を基調に、リトアニア語やヒンドゥー語も曲よって交えた透明感満点のボーカル、フォーク、ポップス、ソウル、ラーガ、アフリカン・エスニック、プログレ、ポスト・クラシック等々の要素がゴッタ煮で交叉する楽曲が、スピリチュアルな空気感の中で淡い情感のアシッド・フォーク的浮遊感に収束。鳥の囀り、インド人メンターの語りなどのフィールド・レコーディング・マテリアルや、リヴァーブ効果を上手く使ったドローン的要素も手伝って、流していて非常に心地好くアンビエント感も十分。室内楽調プログレ系としても成立していて、ともかくも美しい、わりと文句なしの好盤と思う。素晴らしい!。尚、リトアニア人名はほとんど読み方の当りが付かず、アルファベット表記にした。
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輸入盤
(Acid Folk/Ambient,Progressive,Post Classic / Digi-Sleeve CD(2022) / Manjari Lila/Lithuania)
Manjari Lila(vo)
Vytis Smolskas(p)
Juris Benaitis(g)
Vaidote Banaitiene(g)
Laimonas Jancas(g)
Tomas Satas(cello)
Saulius Petreikis(bansuri,tp)
Nojus Jurkus(sax)
Paulius Adomenas(b,g,vo)
Augustas Baronas(ds)
Gediminas Maciulskis(african-ds,per)
Bhakti Madhuri Dasi(mridangam,vo)
Atul Krsna Das(mridangam)
Gaurakanti Dasi(mridangam)
Produced by Unknown
収録曲目
01.Long Run
02.Offering
03.Forever Is Now
04.Saci Mata's Boy
05.Now Time Has Come
06.The River
07.Vishnupriva's Song
08.Golden Body
09.Manjari Lila
10.Love's On Hold
11.Let The Gardener In
bonus track:
12.Sata Koti Gopi (The Spring Of Your Heart)