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ベルギーのグランヴァから、限定ペーパースリーヴでのリリース。紙ジャケ仕様、封筒型アウターケース入で、ここではそのアウターケースを載せた。レーベル・ステッカー付。メローペは、リトアニア人女性シンガー＆カンクレス奏者のアンドル・ユルゲレンデヴィチュテ、フランス人バーンスリー奏者のジャン・クリストフ・ボナフォス、ベルギー人ギタリストのベルト・コールスが中心となって結成されたグループで、12年にファースト「ナイン・デイズ」をリリース以降、おそらくベルギーを拠点に活動しているようだ。本作は、21年にリリースされたフォース・アルバムで、メンバーは、前述のアンドル、ボナフォス、コールスのトリオ編成を基本に、曲によってビリニュス・ユース室内合唱団、シャザド・イスマイリー(ex.2フット・ヤード,etc)、キャルタン・スヴェィンソン(ex.シガー・ロス,etc)、ギーダ・ヴァルティースドッティル(ex.mum,etc)等が適時ゲスト参加、プロデュースはレーベルのグランヴァ。概ね、前作の延長線上にある、リトアニアのトラッドを基本モチーフとしたアシッド・フォーク／エクスペリメンタル・フォーク調変わらずで、淡いスピリチュアル感の室内合唱団や、ドローンに溶け込むエレピ等の参加により、より内省感が増している印象。美しいパーツをモザイクのように組み合わせて、全体が取り留めのないゆらぎに収束するという、非常に心地好いドローン・サウンド。優れて瞑想的で正しくサイケな大好盤と思う。素晴らしい！。
輸入盤／デッドストック入荷
(Acid Folk/Lithuanian Trad,Psyche,Drone / Paper-Sleeve CD(2021) / granvat/Belgium)
Indre Jurgeleviciute(vo,kankles)
Jean-Christophe Bonnafous(bansuri)
Bert Cools(g,syn,electronics)
Vilnius Chamber Choir Jauna Muzika(choir)
Shahzad Ismaily(el-p)
Kjartan Sveinsson(el-p)
Gyda Valtysdottir(cello)
Produced by granvat
収録曲目
1.Ei Dvipa
2.Bitinelis
3.Oi Toli
4.Alma
5.Vilnia
6.Sakale
7.Luliomoj
