(中古/USED CD):94年のフィリピン・ヴィコール・ミュージック盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (ヨレ少) / DISC=A
ファン・デ・ラ・クルス(・バンド)はマニラ出身のグループで、ウォーリー・ゴンザレスとエドモンド・フォルトゥノ(ex.アナク・バヤン,etc)が中心となって68年に結成されている(最初フォルトゥノ、マイク・ハノポル等で70年に結成され、ゴンザレスは71年に加入したという説もあって、結局よくわからない。その場合ハノポルはファースト以前に脱退、セカンドで出戻り加入ということになる)。アナク・バヤンなどとともに、70年代ピノイ・ロック(フィリピンのロック)を代表するグループの1つで、72年以降はスピード・グルー&シンキのジョーイ(ジョセフ)・スミスが参加していたことで知られているかも知れない。本作は、73〜81年におけるアンソロジー盤で、歌詞掲載ブックレット付。概ね、ゴンザレス、ハノポル、スミスのトリオ編成時の音源をコンパイルしていると思われ、1,3,14曲目が73年セカンド「Himig Natin」、7,10曲目が74年サード「Maskara」にも収録されているが、ほとんどの曲がシングルAB面どちらかでリリースされていて、基本的にはほぼシングル集の様相。その意味では必然的にアルバム未収録曲も多く、南米辺り通じるB級ハード感十分の曲から、シングルらしいキャッチーなポップ・ハード調まで、わりと素直に楽しめる便利なアンソロジー盤。00年代以降も3人を軸に活動していたが、19年にスミスが、21年にゴンザレスが他界してしまった。
輸入盤
(Blues Hard/Blues,Psyche / Jewel-case CD(1994) / Vicor/Philippines)